オンライン・グループ・インタビューで気づいたこと

昨日と今日で4グループ、インタビューを行いましたので、その感想です。
オンラインですので3名インタビューで実施。時間制約上でも皆が集中してできるという意味でも3名が適正だと思いました。他にも3つほど気づきがありました。

1)画面共有で見てもらう提示物と手元で見てもらうもの
先週ブログでも書いたように、文字情報が多いものは事前に提示物を送っておいて当日開封してみてもらって正解でした。画面共有では3名が好きな時に見直せないので、今回コンセプトは印刷したものを手元で見てもらいつつ、複数パッケージ案などは画面共有で見てもらいました。もちろん資料は返信用封筒に入れて返却してもらいます。

2)グループ・ダイナミクスは可能か
初日は、フローに追われていましたが、掘り下げるポイントが明確になった2日目は、より自発的に発言してもらうよう促したところ、オンラインでも話題の共有感覚は得られた感じです。
やはり、リアルでの場を同じくしてのダイナミクスとは異なりますが、それでもある程度は可能だと感じられました。
1人ずつ聞いていくときと、皆に問いを投げかけてグループダイナミクスを促す時の使い分けをすることが大事。

3)身振り手振りを使ってパッと見てわかるようにする
買いたい気持ちはありますか?5段階評価のどこですか?などを聞いて、その結果を教えてもらう時、1人ずつ聞いていくよりも、全員が一斉に手で番号を示してもらうやり方を試してみました。オンラインでは、身振り手振りで伝えてもらう方が集中力も持続しますし、背景で観察している人にも一目でわかってもらえていいかも・・と思いました。

オンライン・グループ・インタビューの提示物

来週、オンラインでグループインタビューをします。オンラインですので3名でのインタビューです。
今回は、色んなものを見ていただきながらご意見伺うため、提示物をどう見せるかについて今週、討議しました。
リアルのインタビューであれば、ボードやプリントしたものを手元で見てもらえますが、オンラインでは3名それぞれが参加しているパソコンのモニター上で見てもらうため、文字量や文字の大きさなども配慮しておかなくてはなりません。結局、文字情報が多いものは事前に送って(当日まで開封厳禁で)、紙でみてもらうことになりそうです。
なかなかすべてをデジタル化してというわけにはいきませんが、今は自粛中でこういう方法しかとれませんので、前向きにとらえて試してみたいと思います。

今週末はあたたかいお天気ですね。もう梅が咲き始めていて、いい香りが。歩いていても気持ちの良い日でした。

iPad Airが初期不良でダウンし、新品交換してもらいました

先週土曜日購入したばかりのiPad Airが木曜日にいわゆる”リンゴループ”になってしまい、ネットで調べたらハードウエアの問題だと自分ではなおせない可能性大とあったので、i-Tunesにつないであれこれやるのは辞めて(CタイプのUSBケーブルも持っていなかったし)、Appleサポートに電話しました。
電話では、とても感じ良く丁寧に対応してもらいアップルストアの予約もとってもらい、今日丸の内のアップルストアへ。
アップルストアでは内部の密を避けるため入口で予約者も並ぶことになっており、これは時間かかりそうかな~とちょっと焦りましたが、結局10分位待って中へ入ってさらに10分位待って、担当の人が決まりそこからはもう15分位で完了しました。結局、初期不良とすぐに判明し交換してくれることに。修理担当の方も、とても感じ良く的確でした。これで使える、良かった~。

丸の内は人が少なくて閑散。東京駅前の広場がとてもきれいになって、オリンピックまであと○○日という時計台があり、複雑な気持ちになりました。果たしてどうなるのでしょうね。オリンピック委員会会長森氏の女性蔑視発言にはあきれるばかり。この方、昔からたびたび女性蔑視発言されていましたので、国民として恥ずかしいです。
世界でも日本はジェンダーギャップ・ランキングが121位(2019年発表)なのは、こういう価値観の方々(他にもいる)が国の責任ある立場にいるからなんですよね。すぐに辞めていただきたいです。

iPad AirでZoomゆんたく

オンライン会議やインタビューはパソコンでしていますが、家でのオンラインピラティスレッスンはiPhoneから参加していました。スマホの画面だと少し小さくて見づらいので、iPadを買おうと昨日ビッグカメラへ行ってきました。

事前にYoutubeでiPad AirとiPad Proのどちらがいいか、比較評価している人の動画をチェック。私はAirの方にしようと決めて出かけました。ついでに私が持っている古~いiPad(なんとOSは、iOS5.1.1)も、買い取りは無理でしょうからメーカーに出せないか、工場出荷状態に初期化してからもっていきました。
引き取ってもらえたらと思ったのですが、ビックカメラでは引き取ってもらえず、自分でappleに連絡して郵送するしかなさそうだとわかったのですが、ただ、店員のお兄さんは、”Wifi環境があればSafariでYoutubeぐらいは観れると思いますよ~、「お子さんやお孫さんに」気にせず触らせるようにとっておいては?しかしこんな初期のiPad初めて触るな~こんなだったんですね"と感動されました。私は「お孫さん」かあ~と笑ってしまいました。確かにそういう年ではありますが、人から言われると動揺する私です(笑)。

それはさておき、買ったiPad、設定がとても簡単でした。使っている自分のスマホを横に置くとスイスイ同期してくれてあっという間にLINE以外は、アプリも何もかもスマホと同期されました。アップルらしい。

今日さっそく午前中のピラティスレッスンで使い、午後も沖縄にいる夫の友人と3人でZOOMゆんたく(ゆんたく=おしゃべり、お茶会)。この時は私がZOOMのホストだったのですが、iPadのZOOMアプリからはログインできず、パソコンのブラウザでログインしてから自分で自分のiPadを許可して参加という形にしましたが、これも面倒なので、次回のために調べたところ、iPadでもGoogle Chromeアプリをダウンロードし、ZOOMのサイトからログインするとiPadからもホストになれることがわかりました(細かい情報ですみませんが)、解決して嬉しいです。

さらにiPadにKindleアプリもダウンロードし、これで読みづらいかったKindleリーダーを使わずにiPadで読めます。

「オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る(プレジデント社)

2021-01-19 14.14.01

台湾のコロナ感染対策において、デジタル担当であるオードリー・タンさんがどんな風にITツールを使って感染対策を成功に導いたのかに興味があり、この本を買いました。
私はITやアプリによって国や企業が情報を把握することに対して割と懐疑的な方ですが、渡す相手との信頼関係があれば、ITの果たす力が全く違ってくるということがわかります。
政府や行政が何を何のために行っているのか、データをすべて開示してくれるならば、国民との信頼関係も構築できて、情報も提供したくなるのでしょうね。
オードリー・タンさんのIT活用の根底にある考え方にはインクルーシブ(包括的でマイノリティや弱者を置き去りにしない)であり、色んな人の意見を傾聴して解決してあげようとするあたたかい気持ちがしっかりとあるように思います。デジタル担当責任者がこんな人だったら、全然違うなあと思いました。

さらに、台湾では、民主主義を国民一人一人の責任で前進させようとしています。国民一人一人が社会のためだと思ったら行動を起こしたり、意見を前向きに伝える気質が台湾の人にはあって、「鶏婆」(自分に直接関係することでなくても良い意味でおせっかいになって意見を行ったり行動を起こす)という言葉もあるそうです。
見てみないフリするとか、ネットで匿名でひどい悪態をつくだけというような行動は、いい世の中にするための貢献には全くなりません。住み心地の良い国は、ひとりひとりが投票し、意見を行って行動を起こすという気構えがないとダメなのだと痛感しました。

「誰もが人を動かせる!」森岡毅著(日経BP社)を読みました

2021-01-17 13.57.03

森岡毅氏の著書は、3冊目。どの本でも熱い語り口にグイグイ引き寄せられますが、今回もそうでした。
リーダーシップは先天的なものではなく後天的に身に着けられるスキルであるということをP&Gの研修講師時代、そしてUSJをトップでV字回復させた体験から、解説。リーダーシップとは人を本気でやる気にさせ、弱いところを補いあうようチームを作り、目的のために戦略的に動けるようにすることと説いています。
森岡氏は子供の頃は実はコミュニケーションが苦手だったそうで、社会人となった若い頃の苦い体験を吐露されている「第7章:私自身の悪戦苦闘のリーダーシップ」は読みごたえがあります。どうしても優秀だと自分で全部やってしまい一匹狼になりがちですが、人を活かし、人と一緒にやっていくことの大事さに気づいてからは変わっていかれたようです。
今は、ご自身の会社を創業しクライアント企業のサポートをされていますが、創業メンバーとして頼みこんだのが、質的に消費者を洞察していく能力に秀でた女性のプロダクトマーケターで、彼女をP&Gからご自身の会社に創業時にヘッドハンターしたと紹介しておられます。森岡さんと言えば、定量的&確率思考的に分析し戦略を作成しているイメージですが、それを相互補完し支えている質的分析のプロフェッショナルが社内におられることを他人ごとながら嬉しく感じました。
また森岡氏はP&G勤務時代に海外で子育てもされているため、日本の教育にリーダーシップを育てる教育が欠如していると指摘されています。考えずにおとなしく従うことを優先する教育だったと私も感じていますので、同感です。
新年、ちょっと元気になる本で、コロナ禍でもチャレンジ精神を忘れずいきたいと思います。

「スマホ脳」アンデシュ・ハンセン著(新潮新書)を読みました

2021-01-11 09.41.24
先週は、1月~2月のweb調査やインタビュー調査の件でオンラインでの打ち合わせをいくつかしました。東京は、2回目の非常事態宣言が発動。医療関係者の人達のためにも感染を少しでも抑え込みたいところです。
コロナ禍での在宅中、パソコンやスマホなどのネットに触れる時間が増えているように感じます。
この本の著者、スウエーデンの精神科医はスマホが脳に与える影響を強く訴えています。触るたびに脳にドーパミン(報酬系物質)を放出させるスマホは、常に気になる存在となってしまっている。そのため集中力が欠如し、記憶力も低下、睡眠の質までもさげているというスマホ。大人だけでなく、スマホ以前の世界を知らない子供たちにとっては、学習能力にまで影響を与えています。だからジョブズは自分の子供に与えなかったのか、、、、。
スマホを常に目の前に置いておくのではなく、見えないところに置くだけでも本来すべきことへの集中力が違ってくるそうです。SNSなどによって子供たちの幸福感や自己評価も下がっているということ。
スマホの依存性をしっかりと意識することで、よりストレスのない適度で健康的な使い方ができる。それを考えてみようという著者からの提案、私も意識してみようと思います。

謹賀新年 2021年もよろしくお願いします

今回のお正月は、ステイホームでおとなしく過ごしました。
海外にいる夫の家族とはZOOMで対面し、東京を含め3地点9人でおしゃべりしました。こういうツールがあるのは本当に助かります。

1月6日(水)より、スタートします。
今年はすべきことが見えているので、コツコツと焦らず経験を増やしていきたいと思います。
昨年感じたことですが、色んな人が関わるプロジェクトですとスタートした当初は暗中模索で、見えていなかったことが少しずつ見えてくるのにある程度の時間はかかります、そこであきらめず実践形式で見てもらって待つ。それぞれの人が顧客を理解する意義を見いだせたらいっきに、何をしなくてはならないかということが自然に腹落ちしてわかってくるのだと思いました。するとクライアントとの信頼関係もアップしてとたんにコミュニケーションがスムーズになります。ちょっと抽象的すぎて何を言っているかわかりづらいと思いますが、とにかくそういう糸口が見えた時に、あ~やって良かったと思います。6年ほどかけてやってきたことが去年少しだけ進んだ気がしたので嬉しかったです。

写真は、木工の鏡餅です、お餅だけでなくみかんも木で作られています。ここまで仕上げる工芸の技、そしてヒノキの薫りもするので気に入っています。妹が贈ってくれたお正月用のお花と一緒に飾りました。

2020-12-27 08.49.22

医療従事者の方々に感謝しつつ年越し

2020年は、コロナ禍で仕事の仕方が大きく変わりました。
オンライン会議が日常的となり、オンラインインタビューも沢山実施しました。
慣れてはきましたが、画面ごしだともどかしいことも多く、アクリル板ごしのリアルインタビューも、それはそれで声が聞こえにくい。ただ、振り返ってみると、この状況もある意味実験だと思えば、楽しんで出来たような気も。
コロナ終息後には、以前のような対面での仕事がより増えるのか、案外戻らないでリモートが便利だねとなるのか。使い分けが進むのか。そういう意味でも実験精神で来年も学んでいきたいです。
とは言え、医療従事者の方々にとっては、想像を絶する大変な1年だったと思いますし、来年も頭が痛いことと思います。あらためて、この1年医療現場で悪戦苦闘し続けて下さった方々に感謝しつつ、年越ししたいと思います。

ターゲットの悩みと社会課題にこたえる製品にするために

先週、ホームユース後のデプスインタビューを行いましたが、熱気を帯びた数々のお話に圧倒されました。
発言録を作ってくださった社内の方までもが、圧倒されて懸命に書き起こしましたとおっしゃっていたくらい、伝わってくるものがありました。
今回は調査会社のリクルーティングではなくwebのとあるプラットフォームで協力してくださる方を応募したルートと、クライアント独自の協力者ルートの2つでした。
対象者のお話を伺っていて”本当にがんばっている”、”なんとかしてあげたい”と感じるような方々ばかりで、やはりインタビューで詳しく聞いてみないことには、日記調査の内容だけではわからないことだらけでした。

今回の製品(&サービス)コンセプトは社会課題の解決につながるものですので、なんとか今回得た定性情報をもとに製品力をブラッシュアップして、ターゲットの悩みを解決できるようなものにしなくてはという気持ちになりました。
まずは明日、デブリーフィングをしっかりとして、インタビューを聞かれた方々全員が感じたことを共有し、プロジェクト責任者の方が迷いなく確信をもって社内でプレゼンし説得できるよう、結論をまとめたいと思います。