N=1のターゲット顧客を深く理解すること

商品開発におけるプロセスでは、どうしてもどうすれば売上があがるか、顧客が増えるかを考えて、多くのターゲット層を理解することが第一義と考えてしまいがちです。ですが、新製品のアイデアに辿り着くためには、市場の2次データの平均値や統計的な数値をいくら眺めても、アイデアがひらめかないことが多いと思います。
アイデアからコンセプトにするまでの川上のステップでは、ターゲット顧客のひとりの心に深く入り込んで理解することで、その人ならば何を望むのか、あるいはまだ望みが顕在化していなくても、おそらくここは気にしているはず、解決したいはずのようなうっすらとした鉱脈がわかれば、それをコンセプトにまで作りこんでいけるのだと思います。

今年も半年間、7回編でターゲット顧客の声を聴いて活かしながら商品を開発するための企業研修を行います。実際にアイデアからコンセプトに作り上げて、コンセプトテストそして製品テスト(HUT)まで実施する予定。
1回目キックオフ研修は4月末ですので、昨年の講義スライドを更新し、仕上げているところです。

オンライン・インタビューならではの準備(忘備録として)

先週末8名のデプス・インタビューを終え、ZOOMの操作上での気づきを、今後のためにメモしておきます。

1)クライアントやモデレーター、書記は、開始15分前位までに待機室に入って、ホスト(事務局)に許可してもらう。対象者は、10分前位に入室してもらう(遅れる方もおられるし、早く入室いただけたら早めに始められるため)。

2)画面共有するパワーポイントのスライドはスライドショーの設定を全画面ではなく(発表者としてではなく)、「出席者として閲覧する」に設定する(全画面にならないので対象者の顔が画面共有時にもそのまま見えます)。

3)チャット画面もZOOMの設定で「飛び出る」という設定にしておくと画面共有の時もチャット画面が見れます(この設定に途中で気づきました)。

4)ホスト(事務局)は、各クライアントからのチャットをいったんまとめて受けるようにして、それをモデレーターに送りなおす。チャットが対象者には見えないように設定しておく。

5)事務局は、ビデオ無し&ミュートでインタビューを視聴するクライアント画面が出ないように「ビデオなしの人を非表示」に設定しておく、またクライアントの名前も入室後に記号などに変える(これは別のブレイクアウトルームを作るなど他の方法もあるかもしれません・・)。

6)事前課題などインタビュー中に見ながら、深堀する点は、あらかじめ印刷して手もとにおいておくか、枚数が多ければiPadを手元におきすぐにその対象者の課題がみれるように用意しておく(今回はそうしました)。

これ以外にも事務局は、対象者の見えている画面を念のために対象者に入室直後に確認してもらったり(クライアントが見えていないかチェック)、前もって対象者宅からの接続テストをしたり、直後のデブリーフィング時のURLはインタビューのURLとは分けて設定しクライアントにも連絡しておくなど、オンラインの場合、またまだ沢山やるべきことがあります。

評価してもらいたいコンセプトなどを画面共有する場合、スマホしかない対象者にはiPadを貸し出さなくてはならないケースもあります。

今回は土日のデプス・インタビューでしたので、事務所そばの工事現場の音など邪魔にならなくていいな~と安心していたのですが、なぜかよりによって土曜に廊下の不定期な清掃がはじまり、掃除する音が響き始め、とても焦りました。なんとか音声に支障はなかったようですが、今後はそういったことも事前に確認しておかなくてはと思いました。
まだ慣れないオンラインでのインタビューです。

今日はオンラインで4名のデプス・インタビュー実施

昨日からはじまっている定性調査。
昨夜は初回で、少し戸惑いました。というのは、事前に対象者の方にお願いしていた宿題を何度か画面共有しながら質問するため、その手順にあたふたしてしまったり、画面共有している時にはチャット画面が見れないため、画面共有を終了した時にチャットのクライアントさんからの質問に気づくなど、そういった操作上のことで慌てたところがありましたが、今日はその反省点を踏まえながら、さらに4名(90分×4名=6時間!)のインタビューを実施。

さすがに3人終わったあたりで、のど飴を食べないと喉が痛くなりそうでしたので、慌てて用意しておいたのど飴を食べました。6時間ずっと話しっぱなしではないけれど、喉にきましたので、帰宅後は、声を充分温存。
オンラインでの記録の方も大変だったことと思いますし、オンラインでずっと聞いておられるクライアントさんこそ、さぞや大変なことと思います。
明日は、さらに3名実施し、終了です。今回の結果を踏まえ、更新したコンセプトをもとに5月に次の定性調査へと進むことが決まっています。難しいテーマですので、ターゲットを理解すればするほど、また更なる疑問が出てきます。
難しい!明日も集中して、ラスト3人、しっかりと探索できるよう努めます。

春爛漫で、桜、満開です

午後は15時すぎまでオンライン会議にて4月実施インタビューのフローについての打ち合わせでした。
もう満開に違いないと思い、夕方見に。北の丸公園側から千鳥ヶ淵を眺め、田安門のお堀で水辺の桜の写真を撮ってから、北の丸公園内に入りました。以前は、北の丸公園に入ると千鳥ヶ淵緑道の反対側から桜が見れたのですが、今年は通行止めになっていました。残念!
ポカポカ天気で桜もいっきに咲き誇っており、両親とお花見したことなどを懐かしく思い出しながら歩きました。
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桜、ほとんど満開です

今日は13時半からオンライン会議でしたので、ランチタイムに足早に千鳥ヶ淵と英国大使館の前の桜を見てきました。
お天気も快晴で、昨日よりもずいぶん桜を楽しむ人達が多かったようです。
千鳥ヶ淵のお堀の向こう側の桜もだいぶん咲いていました。でもまだつぼみも多く8割がた咲いている感じでしょうか。英国大使館前の公園の土手の桜も、きれいでした。

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桜、少しずつ咲いてきました

レポート完了のめどがたってきたので、ランチ後、千鳥ヶ淵の桜の状況チェック。
だいぶ咲いてきましたが、6~7分咲きというところでしょうか。お堀の向こう側の桜はまだまだです。
靖国通り沿いの並木の方は満開に近い感じ。
曇り空で肌寒いせいもあって、人出はさほどありませんし、桜をめでつつ歩くだけで飲食をしている人は皆無です。
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今週は、ホームユーステストの報告書の仕上げと4月のデプス・インタビューに向けての打ち合わせです。
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、引き続き自粛しつつ、桜を楽しむことにします。

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久しぶりの対面での会議

1月からずっとオンライン会議でやってきたのですが、今週は4月以降のことを決めるにあたって対面での会議に得意先に伺ってきました。目的が企画会議に近いのと5名なので、やはり対面での方が討議できたという実感があって、得られる情報量が違いますね。
また、本題に入る前の雑談からもアジェンダ以外のことが色々とわかるのでコロナ禍でも対面での会議は折々必要だと思いました。

今週、ホームユーステスト調査の報告書も、どうにか完了。また別案件のホームユーステスト結果が来週あがってくるので、報告書作成に取りかかる予定です。コツがわかってきたので、今度はもっと手際よくできそうです。

「コロナ対策各国リーダーたちの通信簿」(光文社新書)を読んで

2021-02-03 12.02.05
緊急事態宣言が延長されました。自粛の必要性は理解していますし、これからも気をつけるのは当然なのですが、1年前と違うのは、気持ちの問題。友達とは1年以上会っていないし、これ以上どのような具体的な目標に向かって行動をどう変えたらいいのかについて、明確で信頼できるメッセージは政府からは伝わってきていないというのが正直な気持ち。
そんな中、私も仕事をしたことのあるベルギー在住の栗田路子さんが、欧州と米国に居住する7人の日本人女性ジャーナリスト達の目を通してみた現地リーダーたちのコロナ禍のふるまいやスピーチ、そして市民社会のあり方をまとめた本を出版されました。
英国、フランス、ドイツ、ベルギー、スウエーデン、ニュージーランドの各国の対応を読んで、私はリーダー達の人間味あふれるスピーチや誠実な対応に心が動かされました。特にドイツ、ベルギー、ニュージーランドの女性リーダーは、政治家の前に1人の国民としての目線を常に忘れていないので、親近感を感じるのでしょう。
日本との大きな違いを感じます。データに基づいた情報は国民に隠さず公開し、共有するという最も大事な部分がかけているので、どうしても疑心暗鬼になってしまう。透明性がないので、信頼感が国民の側に育たない。また国民には罰金など制裁を与えるのに、国会で平気で嘘をつく人が裁かれないのでは、信頼関係が持てるわけはないのです。
私たち国民も、ちゃんと考えて投票しないと変わっていきません。
今回執筆された7人の女性ジャーナリスト著者の方々は、常日頃、海外に住んでいるからこそ見えている文化の違いや政府のふるまいの日本との差を色んな場面で感じてこられたことがよくわかり、とても参考になりました。

自由回答の分析とブルーライト遮断メガネ

サンプル数40名のホームユーステストのweb調査の結果が先週出てきたので、分担して分析しはじめています。
選択肢のある回答は問題なくグラフ化できるのですが、問題は自由回答です。
今回自由回答を沢山入れたので、原始的な方法ですが目で見て分析中。テキストマイニングツールでも試したけれど、あまり有効な分析になっていなかったので、結局発言を分析軸の属性で仕分けしてみていくことにしています。男女別や家族構成別などで。

今週はかなりの時間、パソコンに向かうと思ったので、昨日ブルーライトをカットするメガネ(度なし)を購入!
このメガネ、ビデオ会議の時にも使えそうで、いいかなと思って。
これまで自分が話す時の顔を見ることはなかったのに、コロナ禍ビデオ会議が多くなるごとに、自分の顔をカメラごしにみて、私ってこういう風に見えていたのか!とギョッとなったのです。たるんでる~、皺もまた増えた~。
そこで時にはビデオ会議時、メガネで誤魔化そうかなとかたくらんだわけです。
コロナ禍マスクを長時間しているので、なおさら顔がたるんでしまった気がします(マスクのせいにしている私)。
人は全く気にしていないと思いますが、これって全く自分だけの問題(笑)
さて明日から3月です、顔のたるみ予防のためにも早く人と会って食事したりしたいものですよね。

オンライン・グループ・インタビューで気づいたこと

昨日と今日で4グループ、インタビューを行いましたので、その感想です。
オンラインですので3名インタビューで実施。時間制約上でも皆が集中してできるという意味でも3名が適正だと思いました。他にも3つほど気づきがありました。

1)画面共有で見てもらう提示物と手元で見てもらうもの
先週ブログでも書いたように、文字情報が多いものは事前に提示物を送っておいて当日開封してみてもらって正解でした。画面共有では3名が好きな時に見直せないので、今回コンセプトは印刷したものを手元で見てもらいつつ、複数パッケージ案などは画面共有で見てもらいました。もちろん資料は返信用封筒に入れて返却してもらいます。

2)グループ・ダイナミクスは可能か
初日は、フローに追われていましたが、掘り下げるポイントが明確になった2日目は、より自発的に発言してもらうよう促したところ、オンラインでも話題の共有感覚は得られた感じです。
やはり、リアルでの場を同じくしてのダイナミクスとは異なりますが、それでもある程度は可能だと感じられました。
1人ずつ聞いていくときと、皆に問いを投げかけてグループダイナミクスを促す時の使い分けをすることが大事。

3)身振り手振りを使ってパッと見てわかるようにする
買いたい気持ちはありますか?5段階評価のどこですか?などを聞いて、その結果を教えてもらう時、1人ずつ聞いていくよりも、全員が一斉に手で番号を示してもらうやり方を試してみました。オンラインでは、身振り手振りで伝えてもらう方が集中力も持続しますし、背景で観察している人にも一目でわかってもらえていいかも・・と思いました。