定量調査と定性調査の両輪で

先週、75分のオンライン・デプスインタビューを6名終了しました。
各ターゲット・セグメントの違いも明らかでしたし、定量調査から得ていた仮説を裏付ける発見や今後のためのヒントも得られましたので、あとはどのように提案するかです。定量と定性の両方を実施することで、手ごたえのある情報が得られました。

今回インタビュー時間は75分でしたが、接続もスムーズで、延長することもなく時間内に終えられました。60分では足りないし、充分な時間設定だったと思います。
また、今回はLINEで追加質問を送付することにしたため、開始直前にスマホの自動ロックの設定を「なし」にし直したり、LINEの通知設定をオフにしたりすることに
少し慌てましたが、追加質問をタイミングよく受け取ることができました。

今週は6月中旬の研修の準備なども進める予定です。


オンラインでもできる職種で良かった

今週は、2日と4日にクライアントと共にオンライン・デプス・インタビューを実施。1日、間をあけているのは、初日の結果を少し振り返る時間があると、2日目のインタビュー内容を修正できるのでそのようにしています。
今回は、市場に既にある製品のロイヤリティによって分けた3セグメント層にインタビューをして、商品の魅力をあらためて確認し、どの層に何を伝えることが必要か、また製品の今後の展開の参考情報を得ることが目的です。

時間は1人あたり75分を設定。60分ですと足りないですし、追加での質問なども想定し多少延びても90分以内におさめたいためです。今回の情報収集でブランド担当の方にとってできるだけ有益な情報が得られるようにしたいです。

緊急事態宣言がまた延長されましたが、私はオンラインでも可能な職種であることに感謝しています。
飲食店や映画館、舞台関係、旅行業界、航空業界の人など先行きに悲観的になってしまう人も多いと思います。いち消費者としては応援したいので、オンラインでも舞台を観たり、飲食店もテイクアウトしたりはしていますが、それもほんの微力。コロナ終息後は旅行もぜひしたいですが、今はひたすら我慢です。そして、医療従事者や介護従事の方々、エッセンシャルワーカーの人達には感謝しかありません。そんな市井の人々の気持ちを理解しているとは全く思えない政府のこれまでのコロナ対策やその他の態度に、不信感が増すばかりです。

家からのオンラインでもマスク?

先日行ったオンラインでのグループ・インタビューで3名のうち1名がマスクをしているグループが2つもありました。2人とも20代の女性でしたが、家からの参加だし、オンラインだからマスク外して参加してほしいな~、でも事情を聞いてからにしようと思い、「最近は、家でもマスクしておられるのですか~?」と聞いてみると、一人は、顔に吹き出物か何かができてひどいので今日はマスクをしたいという理由。もう一人は、お化粧していないので、今日はマスクで出席したいとのこと。
あまり無理は言えませんので、そのままで進行しました。2人とも、積極的に意見を言ってくださったし、いいヒントにつながることも言ってくださったので、まったく問題はなかったのですが、やっぱり口元って表情がわかるので、見たいですよね。このコロナ禍、毎日マスクしているから、かえって顔を見せることに抵抗感が増しているのでしょうか?
たまたまだったかもしれませんが、ちょっと気になってしまいました。

今週は、6月実施のインタビューの対象者選び(これが悩ましい)や、フローの作成、また別のホームユーステストの調査票の作成などを進行します。

オンラインでの3名グループ・インタビューを実施して

この土日は、フルタイムワーカー対象の調査で私はモデレーションを担当しました。
2日間で4グループ実施し、本日終了。ほっといたしました~。
3名がオンラインで同時に発話して頻繁にハウリングしてしまったら、どうしようなどと少しだけ心配していましたが、皆さん手をあげて下さったり、譲り合ったりでそこは大丈夫でした。私もできるだけ、うなづいたり、手を使ったりして話を進めました。

得意先企業の方々も、色んな部署の方が10名近く参加して話を聞いておられました。ターゲットに向けてコンセプトを見てもらい、ブラッシュアップにつながるヒントを探し、パッケージ・デザイン案の主な方向性を絞ることが調査目的でしたので、盛りだくさんで90分という予定時間内に聴き取れず伸びてしまったことは申し訳なかったのですが、どうしても聞きたいことだらけで時間が延長してしまいました。ごめんなさい~。
オンラインでも提示物など色々ある場合には、2時間も今後は可能ではないかと思いました。対象者の方々もずっと集中して話して下さり、はっとするような発見がいくつもありました。ご参加いただいた方々に感謝です。

観察した方々からのチャットでの追加質問を見ながら、モデレーションしていくのも慣れてきました。聞いている人が疑問に思うことをその場で追加質問して確認できることはいいことだと思いますので、これは引き続き活用。
リアル座談会との差で困るのは、リアルの座談会の場合は座る位置が固定なので、手元の座席リストと見比べやすいのですが、オンラインの場合、対象者の顔の画面位置が変わるので、手元の座席リストへのメモが取りづらいのです。一瞬ではあるのですが、迷う。きっと書記さんも大変なんじゃないかなと想像しています。
ともあれ、3名でしたら、なんとかグループでも今後もできそうです。

売り場の観察

今日は休みですが、今週の仕事のために見ておいた方がよさそうな製品群の下見でスーパーを3~4軒、見て廻りました。怪しまれないように、ちゃんとカゴも持って買い物もしながら該当する売り場を複数見てきました。
スーパーの業態によっても違いますが、売り場は変わるので前回見ていても違う商品が沢山出ていたり、コーナーの作り方が変わっていたりするので見ておいて正解。試食しておいた方が良さそうなものも買えました。
何年も前ですが、全国展開しているあるスーパーの調査で札幌、宮城、埼玉、群馬、名古屋、京都、奈良、大阪、福岡の地場の競合のスーパーをまわり、その店を使っているユーザーの人達にインタビューをしました。そのときの知見が今でもとても役立っています。この調査で2年間で100人ぐらいの人にデプスインタビューしたと記憶しています。

今週は、12日に研修(DAY2)と、15,16日にオンライン・グループインタビュー。そして我が家の突然壊れた給湯器の工事も無理やり予定に入れています。冷蔵庫の次に給湯器まで壊れるとは・・・。今回取り換えたら、次回買い替える時は、15年後か20年後か?またまた、そのときの自分の年齢を考えてぞっとしてしまいました・・とほほ。
ワクチン接種はまだまだずっと先のようですし、引き続き、医療関係者の方に迷惑をかけないよう自己管理しながら過ごすしかありません。

緊急事態宣言下でのGW

GWもあと1日。色々な用事(出産のお祝い購入、誕生日プレゼント購入など)を済ませて、オンラインでピラティスレッスンやゴルフの練習をしたりしていたら、あちこち筋肉痛になって、あっという間にGWは終わりそうです。
友人からのお薦めで電子書籍で購入していたカズオ・イシグロ著「クララとお日さま」も読めました。主人公クララの純粋な優しさ、そして任務を遂げた時の寂しさが切ないですが、美しいです。お日さまがとても身近な存在なので、クララの気持ちに寄り添えてしまうのも巧みな構成です。遺伝子操作や、環境破壊などを暗示する記述もあって、人間の愚かなふるまいにも警鐘をならしています。著者の別の作品(「日の名残り」と「私を離さないで」は読了しているのでそれ以外)も読みたくなりました。
また吉田都監督率いる新国立劇場バレエ団の「コッペリア」がGW中、全公演無料ライブ配信されていますので、それも楽しんでいます。各日違う配役で観られますので、贅沢ですね~。遠い席だと見づらい表情なども大きく映してくれているので、コロナ禍では、ライブ配信もいいですね。

GWが終わると12日には、第二回目の研修が待っていますので、その準備をします。その週末(インタビュー対象者がフルタイムワーカーなので週末に実施)には、別調査案件でオンラインでのグループ・インタビューも待っていますので、インタビュー・フローを完成させなくてはなりません。すぐにバタバタしますので、今のうちにゆっくりしたいと思います。

10年に一度の冷蔵庫の買い替えであたふた

来週の研修の講義スライドを完成させようとパソコンに向かっていると、突然、我が家の冷蔵庫が壊れていることに気づきました。ブンブン音がしているのと、操作パネルのボタンが2つチカチカ点灯しており、これはもしかして故障?と思ったので、メーカーに電話をしたところ、2つのボタンの点灯回数を聞かれやはり故障と判明しました。しかも割と致命的な故障でした。もう10年近く使っているので、買い替えるならば早い方がいいと思い、すぐに量販店に走りました。非常事態宣言が出て、もしも量販店が閉まってしまったら、それこそ冷蔵庫なしの生活を何日もすることになってしまう、GW前でそれは避けたかったので。

10年前は、野菜室が冷蔵室の下(真ん中)にある冷蔵庫の選択肢は少なく(おそらく1社ぐらいでした)、冷凍庫が真ん中でしかも容量も大きいタイプがほとんどでした。我が家にとっては野菜室の位置が取り出しやすい中央にあることが大事だったのと、野菜室の容量が大きいことが優先度高かったので、唯一の選択肢で選びました。

が、今回は大きく変わっていました。野菜室が大きく真ん中にあるタイプが増えており、選べました。
結局、野菜室が中央で、2リットルの飲料ボトルが扉に置けるタイプではなく野菜室の手前に入れるタイプにし、IOTでネットに繋がらないタイプにしました。冷蔵庫がネットにつながって何かを教えてくれたとしても、それはそれでちょっと面倒・・と思ってしまったのでした。

20年以上前に某メーカーの冷蔵庫の調査(冷蔵庫のモックアップを見てもらい、設計について評価してもらう)をしたことがありますが、そのメーカーには、ユーザーのペルソナ(パーソナリティ)があって、それに合わせて冷蔵庫をかなり綿密に設計しておられました。
今回買った冷蔵庫のペルソナは、どんな人なのか、私は果たしてそれに合致しているのだろうかなどと考えたのと、次の10年後の買い替え時の自分の年齢も考えてしまったのと、そのとき冷蔵庫はもう全機種ネットに繋がってしまっているのだろうか、、、とも考えてしまいました。楽しみなような怖いような、、。

N=1のターゲット顧客を深く理解すること

商品開発におけるプロセスでは、どうしてもどうすれば売上があがるか、顧客が増えるかを考えて、多くのターゲット層を理解することが第一義と考えてしまいがちです。ですが、新製品のアイデアに辿り着くためには、市場の2次データの平均値や統計的な数値をいくら眺めても、アイデアがひらめかないことが多いと思います。
アイデアからコンセプトにするまでの川上のステップでは、ターゲット顧客のひとりの心に深く入り込んで理解することで、その人ならば何を望むのか、あるいはまだ望みが顕在化していなくても、おそらくここは気にしているはず、解決したいはずのようなうっすらとした鉱脈がわかれば、それをコンセプトにまで作りこんでいけるのだと思います。

今年も半年間、7回編でターゲット顧客の声を聴いて活かしながら商品を開発するための企業研修を行います。実際にアイデアからコンセプトに作り上げて、コンセプトテストそして製品テスト(HUT)まで実施する予定。
1回目キックオフ研修は4月末ですので、昨年の講義スライドを更新し、仕上げているところです。

オンライン・インタビューならではの準備(忘備録として)

先週末8名のデプス・インタビューを終え、ZOOMの操作上での気づきを、今後のためにメモしておきます。

1)クライアントやモデレーター、書記は、開始15分前位までに待機室に入って、ホスト(事務局)に許可してもらう。対象者は、10分前位に入室してもらう(遅れる方もおられるし、早く入室いただけたら早めに始められるため)。

2)画面共有するパワーポイントのスライドはスライドショーの設定を全画面ではなく(発表者としてではなく)、「出席者として閲覧する」に設定する(全画面にならないので対象者の顔が画面共有時にもそのまま見えます)。

3)チャット画面もZOOMの設定で「飛び出る」という設定にしておくと画面共有の時もチャット画面が見れます(この設定に途中で気づきました)。

4)ホスト(事務局)は、各クライアントからのチャットをいったんまとめて受けるようにして、それをモデレーターに送りなおす。チャットが対象者には見えないように設定しておく。

5)事務局は、ビデオ無し&ミュートでインタビューを視聴するクライアント画面が出ないように「ビデオなしの人を非表示」に設定しておく、またクライアントの名前も入室後に記号などに変える(これは別のブレイクアウトルームを作るなど他の方法もあるかもしれません・・)。

6)事前課題などインタビュー中に見ながら、深堀する点は、あらかじめ印刷して手もとにおいておくか、枚数が多ければiPadを手元におきすぐにその対象者の課題がみれるように用意しておく(今回はそうしました)。

これ以外にも事務局は、対象者の見えている画面を念のために対象者に入室直後に確認してもらったり(クライアントが見えていないかチェック)、前もって対象者宅からの接続テストをしたり、直後のデブリーフィング時のURLはインタビューのURLとは分けて設定しクライアントにも連絡しておくなど、オンラインの場合、またまだ沢山やるべきことがあります。

評価してもらいたいコンセプトなどを画面共有する場合、スマホしかない対象者にはiPadを貸し出さなくてはならないケースもあります。

今回は土日のデプス・インタビューでしたので、事務所そばの工事現場の音など邪魔にならなくていいな~と安心していたのですが、なぜかよりによって土曜に廊下の不定期な清掃がはじまり、掃除する音が響き始め、とても焦りました。なんとか音声に支障はなかったようですが、今後はそういったことも事前に確認しておかなくてはと思いました。
まだ慣れないオンラインでのインタビューです。

今日はオンラインで4名のデプス・インタビュー実施

昨日からはじまっている定性調査。
昨夜は初回で、少し戸惑いました。というのは、事前に対象者の方にお願いしていた宿題を何度か画面共有しながら質問するため、その手順にあたふたしてしまったり、画面共有している時にはチャット画面が見れないため、画面共有を終了した時にチャットのクライアントさんからの質問に気づくなど、そういった操作上のことで慌てたところがありましたが、今日はその反省点を踏まえながら、さらに4名(90分×4名=6時間!)のインタビューを実施。

さすがに3人終わったあたりで、のど飴を食べないと喉が痛くなりそうでしたので、慌てて用意しておいたのど飴を食べました。6時間ずっと話しっぱなしではないけれど、喉にきましたので、帰宅後は、声を充分温存。
オンラインでの記録の方も大変だったことと思いますし、オンラインでずっと聞いておられるクライアントさんこそ、さぞや大変なことと思います。
明日は、さらに3名実施し、終了です。今回の結果を踏まえ、更新したコンセプトをもとに5月に次の定性調査へと進むことが決まっています。難しいテーマですので、ターゲットを理解すればするほど、また更なる疑問が出てきます。
難しい!明日も集中して、ラスト3人、しっかりと探索できるよう努めます。