マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

Archive for 6月 2012

2012年6月に読んだ本

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「ハーバード白熱日本史教室」北川智子著(新潮新書):もともと理系が専門だったのに、ハーバード大学で日本史を教えることになったパワフルな生き方がお見事!”Lady Samurai”という視点で最初は16名だった授業を100人以上が集まる大人気授業にしてしまった著者の努力や工夫にぐいぐい引き込まれます。
どういう生徒を対象とするのか、何を伝えるのか、どう伝えるのか。
まさに授業を一つのプロダクトと考え、生徒が飽きずに取り組めるよう戦略的に考えられた素晴らしい授業なんだと思う。

「大往生したけりゃ医療とかかわるな」中村仁(幻冬新書):父の癌治療が緩和ケアの段階に入っているからか、癌を扱った本や番組にやたら目が行きます。この本では「自然死」することがいかに今の医療体制下では難しいのかということに焦点をあて、胃ろうや心肺蘇生など延命治療に対しても問題を提起している。もちろんすべての医療とかかわらないのは今の時代無理というもの。
患者の家族として感じるのは、患者自身だけでなく家族も様々な局面で決断を求められ、「これで良かったのか」という思いが常にあるということ。それは時に家族同士のもめごとになったり、自分を責めたり、何より患者自身が一番体がつらいのにも関わらず家族に気もつかいながら闘病している、、それがまたわかるから家族もせつなくつらい、、。そんな時、妹が探したどりついた癌の緩和ケア専門のクリニックの院長に今日父は診察を受けた。偶然にも先生と父が同郷だとわかって思わず握手してくれ、そんなちょっとした偶然がすごく嬉しかったりする。何をするか、ということよりもどう接してもらえるかということがこの段階では本当に重要。
入院も必要に応じて一時的にはしながら、在宅での訪問看護と往診を組み合わせていけるようにしましょう!と言われてとにかく何が理想と決めて臨むのではなく状況に応じてやっていくしかないと思えた。

Written by intervistatokyo

2012/06/30 at  

カテゴリー: Books

この本から始まった

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実家の納戸の奥にひっそりと忘れ去られていた大学と大学院時代に読んだ本や教科書をこの春かなり処分したのだけれど、何冊かはどうしても処分できずに今も自分の家に持ってきて置いている。
この本は、2年の社会学の原典購読に使用していた本。もともとESSの先輩がこれを持っていて見せてもらったことがきっかけで社会学を専攻することに決めたので私にとってはちょっと思い出深い本なのだ。

文学部に入った時には社会学の存在すら知らなかった(今みたいにオープンキャンパスも何もない時代)ので、その先輩に見せてもらって本当によかった!と思う。
大学でとった講義(文化人類学や、言語学、コミュニケーション論、社会調査論、異文化屈折理論など)はどれも興味深く、言葉やイメージ、異文化の影響などに興味のあった私としてはどれも新鮮だった。
大学院に進み、会社に入ってからも、社会学専攻時代に学んだことがすごく役立っているし、道がそこから始まったという気がする。興味の対象が中学高校では英語(同時通訳の鳥飼久美子さんに憧れた)⇒大学では社会学⇒社会に出てからはリサーチとマーケティング、と少しずつ一部を残しつつ他のものにつながっていった感じ。

この本の他にも大学院時代に自分で作ったレジメ(課題図書をB4一枚にまとめてプレゼンした)もたくさん出てきて、これも捨てられない。本をこんなに真剣に読んだのは、後にも先にもなかったし、パソコンの無い時代、手書きでトレーシングペーパーに書いたものをコピーして配布した。そうしてかなり時間をかけて作ったものだから、その時の時間をまるごと捨ててしまうようで、、。とはいえモノの整理をしないとおいておく場所もないし、、、ごくごく一部の本とノートだけ残して特にカビ臭くなってしまったものは処分することに。ああ~恐ろしい~こうしたものを見るたびに、月日は容赦なく過ぎていくのだな~と少し焦る。

Written by intervistatokyo

2012/06/24 at  

カテゴリー: その他

優しいセカンドオピニオンにふれて

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父の2種めの抗がん剤の副作用が強いため、このまま続けるべきかどうか迷っていた時、悩んだ末に妹とも相談し父の手術を執刀し今は他の病院に行ってしまった以前の担当の外科のK先生に会いに行くことにした。その先生とは常にコミュニケーションがうまくとれていたし私たちも父もとても信頼していたから。思い切って電話したセカンドオピニオン外来の看護師さんが優しく受け答えして下さり無理なお願いながら先生との連絡をとりもってくれた。

先生は、抗がん剤を続けるべきかどうかについてだけではなく家族が看病をする上での私と妹の悩みを聞いて下さり、今後の注意点や心構えなども教えて下さった。K先生の優しさ、同席してくださった看護師さんの親切さに触れて我々はついつい涙目になってしまった。今まで食欲が落ちてきている父を目の前に何をすればいいのか(実際何も出来ない)、目の前が真っ白な霧の状態か少しだけ霧が薄くなった!という日だった。

結論としては、その後妹と父とも話し今後抗がん剤治療は辞めることにした。今日実家に行った感じだと多少食欲が戻ってきていた(とはいえほんの少しの食なのだけれど)ので少しほっとしているところ。楽しみにしていた毎年恒例の友人との会が浅草であったのにそれもやむなく欠席。さぞや残念だと思うのに、一切泣き言を言わない父がせつない。ただ友達が集まった日、父の携帯が鳴って一人ずつ皆と話せたといって嬉しそうだった。かつて一緒に働いていた仕事仲間のひとりひとりの友人の励ましがどんなにか力になったことと思う。
写真は言問橋から見えたスカイツリー(実家に車で移動途中に通る)。

Written by intervistatokyo

2012/06/10 at  

カテゴリー: その他

マルエツプチ

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半蔵門駅からほど近くにマルエツプチ一番町店が4月にオープンしました。マルエツよりも売り場面積は小さいけれど、コンビニよりも生鮮食品が揃っています、入った感じは小さいながら普通のスーパーに近づけようとしているのがわかります。麹町大通り沿いにもマルエツプチがもう一軒あるのですが、そこはもっとコンビニに近く、一番町店ほど生鮮食品が揃っていませんでした。

このあたりでスーパーは市ヶ谷の靖国通り沿いに”デリド”が、平河町寄りの半蔵門駅に近いところに”ココス”がありますが、徒歩だと割と歩くことになります。なのでここが出来たことで喜んでいる人は多いはず。
コンビニもファミリーマート、セブンイレブン、ローソン、さらに生活彩家やポプラもあります、激戦区です。
そばにある個人商店の八百屋さんはダメージが大きそう。ただ魚については、品揃えが十分でもないので私としてはこれまで通り近所の魚屋さんで買おうと思っています。

マルエツのプレスリリースによれば半蔵門駅の乗降客は、7万6千人いるようですから、このあたりで働く人が職場で食べる昼食用の惣菜や弁当も当然買ってもらえるように揃えられており、入口には椅子とテーブルも複数あってその場で食べられるようにしてあります。やっぱり中食類ははずせないのでしょう。購入したものを3時間以内に宅配してくれるサービスもあり、高齢者や外出が出来ない人向けにも配慮されています。

イオン系ですと似たような業態で、マイバスケットというのがあるようですが、今後こういったコンビニ対抗の小型スーパーは都心で増えていきそうです。コンビニでも生鮮(特に野菜)を充実させるという動きがありますので、コンビニと小型スーパーの区別がつきにくくなっていくのでしょうか。

Written by intervistatokyo

2012/06/06 at  

カテゴリー: 気になりました

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