マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

2012年7月に読んだ本

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1か月遅れになってしまいましたが、7月に読んでいた本のご報告。
「人生をわが家で終える」在宅医療の現場から 松本英男著(日本経済新聞出版社):在宅療養支援診療所を開業する医師が在宅訪問診療を選択するとはどういうことなのか、何が出来るのか、在宅でどこまで可能なのかを説明してくれた本。医師の立場から説明された本は見かけなかったため即、購入。不安でいっぱいだった時期に、この本は有難かった。父の在宅訪問診療を選択するにあたってとても参考になった。

「朗朗介護」米沢富美子著(朝日新聞出版):ちょうど著者の日経「私の履歴書」を読んだばかりで、パワフルな生き方に感動していたところだったので(しかもご本人も癌闘病経験をもっておられる)、姉妹で93歳の実母を介護された経験を読んで少し元気をもらおうと思った。要介護5のお母さまの介護は生半可なことでなく、しかも70代の姉妹がそれぞれが出来ることをしながらユーモア精神を忘れずに乗り切っていこうとされているところがすごすぎる。介護費用についての苦労も率直に書かれていた。

今ブログを書いていて、「朗々介護」の表紙の絵を見て気づきました、びっくり、「いわさきちひろ」さんの絵だ!偶然、、。

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先日有楽町で「いわさきちひろ~27歳の旅立ち」というドキュメンタリー映画を観てきました。
たくさんの原画と共に、ご本人の人生の苦悩や制作上の悩みが、夫や息子の語りも交えながら紹介される映画。
我々の年代だときっとどこかで出会っているいわさきちひろの絵本。ふわ~としたタッチの愛らしい子供が出てくる絵。そんな優しい絵を書く絵本作家のいわさきちひろさんは、実はとっても芯の強い社会派の人だった。
当時原画すら返してもらえなかった画家の著作権確立のために尽力し、晩年はベトナム戦争をテーマにした絵で平和を希求し、常に戦い続ける人だった。55歳で癌のために亡くなってしまったのが本当に残念。最後まで筆を置かない画家だったようです。父のこともあっていろんな意味でじわ~っと来る映画でした。

Written by intervistatokyo

2012/08/18 @  

カテゴリー: Books