マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

2012年9月に読んだ本

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「ワールドカフェをやろう」香取一昭・大川恒著(日本経済新聞社):”ワールドカフェ”とは、いろんな立場にいる人たちが意識を共有しながら問題解決に結びつけていくためのアイデアを創出する一つの手法だそうです。自治体、学校、NPO、病院、企業内などで利用されているとのこと。最低16人から最大では数百名規模までが参加できる手法というところが面白い。
具体的なやり方が知りたかったので、この本である程度概要がつかめました。最後にファシリテーションするパートが一番肝な気がする。

「コミュニティデザイン」山崎亮(学芸出版社):行政や自治体にひっぱりだこの”作らない”建築家、山崎亮氏は情熱大陸にも出演された人で、社会の問題を対話の場を作りながら一緒に解決していこうという意識の高い仕事人だと思う。阪神淡路大震災も大学生の時に経験している。中で紹介されている公園、過疎化した島、病院、高層マンションの例などがとても興味深い。今こういう時代なんだな~としみじみ思う。箱もの作って終わりの時代は終わったってことですね。

「ワークシフト」リンダ・グラットン(プレジデント社):姪や甥が働くようになる未来では一体どんな働き方になるのだろうか、とふと思い書店で手に取ってみた。人間の代わりに介護を援助するロボットが開発されていたり、ITツールが発達して記憶すべき事柄はなんでもデジタル化してサーバー上にアップするようになると人間の脳の役割、人間がすべき仕事って?と考えてしまう。昔のジェネラリスト的な職種は大部分ロボットがやるようになると専門性の高い仕事、知的な仕事しか残らなくなのだろうかとも思う。みんなが専門性の高い仕事にはつけないわけで、じゃあ、どうしたらいいのだろう。この本では2025年を想定し、たくさんの事例を盛り込んで、読んだ後自分の国では、自分の場合は、どうしたらいいのかが考えられるようになっています。いろんなエピソードから自分は何をシフトしてどういう働き方をしていけばいいのか、それを考えるヒントが得られる本。
私が時々読む「ちきりん」さんのブログを見ていたら、この本の公開討論をツイッター上で10月2日夜に実施するようです。http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20120925

Written by intervistatokyo

2012/09/29 @  

カテゴリー: Books