マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

2012年10月に読んだ本

2012-11-01 10.28.08

「山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた」:山中伸弥著(講談社)
ノーベル賞の発表後、本屋で一番先に山積みされており、すぐに手にとってしまった。
中学生から読めると帯にあるように確かにわかりやすい!
仮説検証するための独創的な実験手法を考え、覚えやすく使ってもらえるような細胞のネーミングを考え、信頼に値するメディアとしてどの科学誌で研究成果を掲載するかを考え、、とひとつひとつが戦略的に進められてきたのですね、すごいな~。
iPS細胞のiを小文字にしたのは、iPodにあやかって覚えやすくするためそうしたとのこと。
研究生活の中ではアメリカから日本に戻ってきた時、研究環境の落差に落ち込んだり、大学に職を得られるかどうかどうかの面接で「ノックアウトマウス作れます」と自信がなくてもはったり言って、あとからがんばったりと人生の転機における”ふんばりエピソード”もたくさん書かれていて、これは中学生でも高校生でも読めば勇気が出てきます。
アメリカでプレゼンの大切さを学んだこともすごくプラスになったそうです。
第一線の研究者でいるためには、仮説検証のための実験戦略立案、実験の協力研究者を集め・チームをひっぱるリーダーシップ、プレゼン力、実験のための資金を集める力、地道な研究を続ける強さ、ネーミング力、そして運までも含めて本当にいろんなことが必要でそれをやり遂げているところがすばらしいですね。

Written by intervistatokyo

2012/10/31 @  

カテゴリー: Books