マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

2012年11月に読んだ本

 

2012-12-01 16.18.09

「ポジショニング戦略」アル・ライズ、ジャック・トラウト著(海と月社):ポジショニングについて考えることがあって、アマゾンのなかみ検索で面白そうだったので購入。事例がアメリカの商品ばかりなので今一つ想像しにくいという難点はあったけれど、「ポジショニングの問題を解決したいなら、”商品”ではなく”消費者の頭の中”をみつめよ」の1行に衝撃を受けた。本当にその通り!普段あれだけ「消費者のパーセプション」を探る定性調査が多いのだから、私自身これに気付くのが遅すぎたくらい。
この本では、ネーミングとポジショニングとの関係やラインエクステンションする場合のネーミングの仕方についてかなり具体的なアドバイスがされている。

「社会をよくしてお金も稼げるしくみのつくりかた」小暮真久著(ダイアモンド社):TFT(Table for Two)という飢餓と肥満を同時に解決するプログラムを広げているNPOの代表が書いた本。世界には貧困による飢餓状況に置かれている人が10億人いて、同じだけの人が食べ過ぎによる肥満や生活習慣病に悩まされているという事実から、この同数程度の人を同時に解決する方法として20円をプラスしたヘルシーメニューを社員食堂に作ってもらうことでその20円がアフリカでの1食分の給食コストをまかなうことにつながるというしくみを広げているそうです。すごいアイデアですよね。著者の小暮氏は、NPOと企業が組むことでいろんなことが可能になるのだということを説いています。地球上の貧困を解決したい、少しでもより良い場所にしていきたいという思いをもった彼のようなNPOの人たちがすごい力を発揮できるよう企業も一緒に手を組んで共に創っていくことができるんだなと思いました。

Written by intervistatokyo

2012/11/30 @  

カテゴリー: Books