マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

2013年2月に読んだ本

IMG_0278

「編集手帳の文章術」竹内政明著(文春新書):読売新聞のコラム「編集手帳」の6代目執筆者が文章術を指南してくれている本。読売新聞は購読していないのだけれど、電車の広告が面白いなと思ってこの本を手にした。父も文章にうるさかったので、この本の第3章「出入り禁止の言葉たち」を読んで、笑ってしまった。父もよく、その表現はおかしい!などと良く言われたものだが、当時若い世代の私には時に解せないこともあった。時代によって変わっていく言葉づかいに、今度は自分が解せないこともあって、父の気持ちがわかることもある。
なんといってもコラムの執筆者というのは、ここまで言葉づかいに「こだわり」をもって(この「こだわり」も著者いわくネガティブな意味で使っていたそうでポジティブな意味の”こだわり”は違和感があるらしい)言葉を選んでいるのがよくわかって、プロだな~と思う。

「統計学が最強の学問である」西内啓一著(ダイヤモンド社):数学に弱い私としては、多分本当の意味では半分以上理解できていないと思うのですが、統計学をこういう風に説明してくれた本ってなかったんじゃないでしょうか。「ランダム化」がなぜ必要かとか、紅茶の味テストで「ランダム化」が生まれたとか、回帰分析の説明で「平均値への回帰」を親子の身長で説明していたり、ゴードンとかフィッシャーという統計学の祖についても知らなかったし、すごく勉強になった。また疫学や生物統計学者と社会調査の専門家、そして心理統計学者のそれぞれの統計学への向き合い方の違いで、学問的な仁義なき戦い(?)がくりひろげられているという点もかなり興味深かった。

Written by intervistatokyo

2013/03/01 @  

カテゴリー: Books