マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

2013年4月に読んだ本

2013-04-30 12.14.14

データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」:ディミトリ・マーク&ポールブラウン著(日経BP社)

前半は少し難しく読むのに時間がかかった。

後半、特に第7章(最適化)と第8章(アナリティクスの未来)が面白かった。

7章では、ウエブで集められる顧客データからいかにパワーと吸引力のあるウエブコンテンツを作ることが出来るよう様々なテストが行われているのか、しかもしれは自動ツールを使って行われているということが、e-bayとオバマ大統領のウエブサイトの事例で説明されていた。

8章では、ウエブ自動解析ツールがもっと増えていくにつれ、プライバシーの認識はどうかわっていくのか(経済原則と個人情報提供のバランスをとりながら企業にとっても個人にとっても良い経済活動が行えるにはどうすればいいか)について著者の予想が示されていた。
そして今後自動化ツールが増えて行くなか、人間が出来ることは、そういった複雑なデータ分析ツールを扱う専門性の高い”技術者”、だけではなく、得られた結果をマーケティングに活かしアクションにつなげる”魔法使い”の存在なくしてはせっかくの分析結果も無駄になることがあらためて述べられていた。せっかく得られた分析結果が意思決定につながらないなどと言うことにならないよう、当たり前だけれど最終的には組織の中の人間の判断と実行力が必要ということか。

私の見ているウエブ広告(やコンテンツ)が他の人と同じではないことは、おそらくそうでしょうね~と思ってはいたけれど、将来的には私の見ているテレビ広告まで他の世帯(または別のテレビ)と違ってくることもあるのかも?!
マスメディアと言ってもどんどんターゲティングされていくかもしれないのですね、個人のデータが解析されるにつれて、、見せても無駄な広告は削除され、最適化されていくということが未来には起ってくるということがよくわかりました。

Written by intervistatokyo

2013/04/30 @  

カテゴリー: Books