マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

オノマトペの活用

先週NHKのクローズアップ現代でオノマトペ(擬音語、擬態語)言葉が増えているという特集をしていた。
言葉にしにくい表現をオノマトペで語ってもらうことで、製品開発のヒントにしている例も紹介されており、おっと思った。

確かに「がっつり食べる」とか「さくっと寄ってく?」とか、我々の生活でもオノマトペ表現の登場頻度は高い。

私自身、コンセプト調査の嵐だった先週、おりしも提示したコンセプトに対象者が、「グッと来た」「ピンとは来ない」「ふーんって感じ」「へえ~とは思った」「わ~とまでは行かなかった」などなどオノマトペ的な表現を沢山使って評価していることに気づいた。

言葉にしにくいような感覚や言いにくいことを表現するのにちょうどいいのがオノマトペなんだろうと思う。

私もインタビューで、オノマトペで問う時もある。
「これってどう?グッときた?」と聞く方が、「これに魅力を感じましたか?」「自分ごとと思いましたか?」などと聞かれるよりも答え易いと思うから。
「へえ~とは思ったけど、わ~!とまでは思わなかった」という評価だとすると、コンセプトの理解は出来たけど、だからといってちょっとした興奮を感じたり、熱狂したりするほど買いたい、これは新しい!とは感じてもらえておらず、実際には買われなかったりすることを意味している。淡々と消費者は答えているようで実はこういったオノマトペ表現は侮れないし、見逃せない。

考えずに語られている言葉ほど、グサッと革新を核心をついていることが多いので要注意だ。

Written by intervistatokyo

2013/06/16 @