マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

「スマホチルドレンの憂鬱」(日経BP NextICT選書)読了

 

2014-02-02 15.15.17

Kindle版のみの販売なので、iPadにダウンロードして読みました。
姪や甥を見ていて中高生でもスマホは友達との交流になくてはならない道具になってしまうほど普及率があがってしまった以上、ただ禁止するだけではもう無理な時代になっていることを私も感じていたのでちょうどいいかも、と思いダウンロード。
兵庫県立大学准教授の竹内和雄氏が大学生や中高生にアンケートやヒアリングをして調べた結果を説明しながら、子供たちがスマホでのネット上のコミュニケーションストレスを感じたり、ついつい時間を浪費していることを自覚しているのにそこから逃れられなかったりするその実態を紹介。「LINEを寝落ちするまでやっている」「スマホを握りしめて寝てて、起きたらまた続き」や、テスト勉強していてもLINEをしながらだから結局書き込みに時間を使ってしまう、、などやっぱりという感じの実態。

そこで大学生が中高生へのヒアリングをしながら、中高生に対してあるいは彼らの親に対して、スマホの危険を知った上で賢く使おうと具体的な提案をしたり、教師や親は具体的にどうしたらいいのかということも著者が提案している。

買い与える前の子供との最初の約束がとても重要だということ。親と子の間で使い始める時にいくつかの約束を決める(例えば夜は何時まで使ってもいいのか、食事中には電源を切る、フィルタリング設定をどうするか、知らない人からメールが来た時の対応、アプリのダウンロード時には親に相談すること、メールや書き込み時のマナーなどなど・・)、守れない時にはどう微調整するかも決める、その上でまた話し合う。
一方的に押し付けるのでもなく、決めたことを守らせるようにする、そして微調整のためにまた話し合うというやりとりは親にとってもかなりの労力であり、親もある程度はスマホ機器を理解することが重要で、子供も憂鬱ながら親も憂鬱になってしまうことだろうと思った。

Written by intervistatokyo

2014/02/02 @  

カテゴリー: Books