マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

Archive for 6月 2014

「観察とインタビュー」についての研修

2014-06-08 13.40.54

「観察とインタビュー」についてある企業の方に向けて半日研修しました。
4月から考えてきたテキスト内容でしたが、内容をシンプルにするのに苦労しました。
盛り込みすぎず(ついついそうなる)、わかりやすくシンプルにしていく作業は難しいもの。まだまだ整理しなくてはいけません。

観察はエスノグラフィー(民族誌)とも言われる調査手法ですが、もともとは文化人類学のように異文化の行動様式の背景にある価値観をその異文化の中にもぐりこんで「言葉だけではなく文脈ごと」観る方法です。
だからこそ観察されている人当人も意識していないようなことが現場(例えば家)にあらわれていたり、無意識にしている動作や行動などを通して価値観が透けてみえてくるというものです。

何も特別な調査案件でなくても、普段カフェでお茶している間に隣の席の二人組の会話を耳ダンボになって聴いたりしています。
電車の中での同年代ぐらいの娘とその母親の会話。女子高校生同士の話し方。そうやって聞いていると面白いです。
ある程度意識的に聞こうと思って聞かないと会話も耳に入りません。そして当然興味ももって聞かないと心にひっかからないものです。やはり人間に対する興味がマーケティングするうえでも大事だと思います。

Written by intervistatokyo

2014/06/21 at  

カテゴリー: 研修

「買い物客はそのキーワードで手を伸ばす」を読みました

2014-06-11 09.19.16

「買い物客はそのキーワードで手を伸ばす」学習院大学マネジメントスクール監修(ダイヤモンド社)は、最近、店頭観察や買い物同行調査が増えてきていることもあって、参考までに書店で手にとってみた。

リサーチで店頭でのプロモーションを考えるためのヒントをどのようにして得るのか、をハウスのシチューとエバラの焼き肉のたれの事例で具体的に説明してくれている。

ウエブの自由回答式のアンケート調査をする場合の投影法的な質問の作り方が面白かった。
以前私たちもウエブ調査で、文章完成法を使った質問を自由回答式でとってみたことがあるが、テキストマイニングで分析ではなく、そのまま読んでも役立つ結果を得たことがある。

デプス・インタビューでも、メーカー側の意図していないこと(あるいは思いこんでいたこと以外の発見)が得られて役立つと書かれており、その通りだと思う。例え少数であったとしても、聞く耳をもって深く話を聞けば得られることは多い。
商品は、使う現場だけではなく、ショッパーの心をぐっとつかむよう購入現場での心理も深く理解することが大切だとわかる。

Written by intervistatokyo

2014/06/14 at  

カテゴリー: Books

「マーケティング・インタビュー」のおかげで

2014-06-08 16.18.06

2004年に出版させていただいた「マーケティング・インタビュー」(東洋経済新報社)。
地道ながら、うれしい知らせが先週届きました。増刷のお知らせです。少しずつ、今回で5刷め。
これまで読んでいただいた方々に感謝します。

今、グロービス経営大学院の「顧客インサイトとブランディング」講座では、参考図書として御紹介いただいております。

http://mba.globis.ac.jp/curriculum/cib.html

この本のおかげで出会えた企業や個人の皆さまとのおつきあいを今後も大切にしていこうと思っています(あらためて!)。

Written by intervistatokyo

2014/06/08 at  

カテゴリー: Books