マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

Archive for 11月 2014

外資系コンサルに学ぶ「聞き方の教科書」(東洋経済新報社刊)を読みました

2014-11-13 08.15.34

PWCコンサルティングで、コンサルタント達に聞き方のトレーニングをしてきた著者が、ヒアリングをする時の基礎を教えてくれている本。傾聴の態度や曖昧な言葉を掘り下げていくなどマーケティング・インタビューと共通する部分もたくさんあり、色んなフレームでそれを教えてくれています。
しかしながら、コンサルタントのヒアリング、中でもクライアント企業の社員に聞いていく場合は一般消費者に対するインタビューと違って課題が社内での業務と密接にかかわるため、特に行動や意識に変化を求めるような問いかけに対しては答える社員の側が心理的抵抗を感じ、なかなか本音を話してくれない場合も多そうです。
そんな時に、著者の言うチェンジ・クエスチョンをぶつけながら、意識化してもらうことが必要でそのプロセスが難しいところでもあり肝でもあると思いました。話をしながら業務を俯瞰したり、会社の未来を考えてもらったり、より意識化してもらうという作業になるのかもしれません。

まさに「聞く」という行動は、事実を確認したり仮説を検証するためのものだけではなく相手の意識を変えるような問いかけも含んでいるということを著者は語っています。

Written by intervistatokyo

2014/11/30 at  

カテゴリー: Books

明日は企業研修「マーケティング・インタビュー基礎講座」

2014-11-22 21.10.012014-11-23 10.51.56

3連休前半は夫婦で横浜の友人宅におよばれし、美味し~い手作り料理をいただき素晴らしい時間を過ごしました。
翌日も快晴で抜けるような青空の横浜ですごした気持ちのいい日でした。ぶらぶら歩き、買い物をしてから帰宅。
先週はグループ・インタビューが5グループ。ちょっと慣れないテーマだったこともあって知らぬ間に緊張していました。
そんなわけで連休最後の今日はゆっくり。

明日は1日研修(マーケティング・インタビュー基礎講座)を都内某企業にて実施します。毎年夏か秋に実施しており今年で3年目。昨年とはまた少し内容を更新して臨みます。
インタビューの役割や意義、どうすれば消費者のニーズをひろえるのか、何をどう準備すればいいのかなどを演習を交えながら実施します。

Written by intervistatokyo

2014/11/24 at  

カテゴリー: 研修

「雨に唄えば」アダム・クーパー主演を観に

2014-11-16 15.09.412014-11-16 12.13.36

アダム・クーパーは、私の好きなバレエ映画「リトル・ダンサー」の最後の最後にちらっと大人になった主人公として登場している、もと英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルだったダンサー。舞台装置や美術に興味ある姪と一緒に観に行ってきました。
姪も私もWOWOWでやっていた1952年ジーン・ケリー主演の映画「雨に唄えば」を観て予習?していたので、字幕ではあっても筋に追われず楽しめました。
中盤の有名なシーン。ステージに降る雨はかなりの量ですがちゃんと雨をうけとめる段差のある舞台になっていて、そこにざ~ざ~と雨が。最前列から数列目ぐらいまでの人は相当雨がかかっているけれど楽しそう。休憩時間には、モップで水をふきとっていましたが、そのスタッフの衣装もちゃんとイメージ崩さぬよう舞台と同じ衣装だねと姪が指摘。なるほど。
ロイヤルバレエ団で踊っていたころのアダム・クーパーのバレエを観ていない私は、観たかったな~その頃の彼のバレエ!と思いつつ、彼のダンスばかり、くいいるように観ていましたが、姪は全方向で舞台を観ており、オーケストラピットが舞台上にあることいち早く見抜いておりました(私は言われてわかりました)。
観ている聴衆の我々が映画のシーンにいるかのような気分になる最後のシーンは、にくい演出。
そして、最後のフィナーレでは、「ここからは撮影OK」の字幕が出てきて、会場のみんなが撮影(フラッシュは禁止)。
これもまた気分を盛り上げました。

シアターオーヴを出てから、姪とご飯を食べて、買い物をして帰宅。秋の楽しい一日でした。
今週以降11月12月は年末中の調査や研修が、びっしり入っているので、気を引き締めて体調管理します。

Written by intervistatokyo

2014/11/16 at  

カテゴリー: バレエ, 行ってみました

新国立劇場バレエ公演「眠れる森の美女」へ

2014-11-09 20.57.252014-11-09 14.50.14

このところブログにバレエ・ネタが多いんじゃない?と思われる方、リサーチも研修もちゃんとしておりますので、ご安心を(笑)。

10月に新国立劇場バレエ団のプリンシパル小野絢子さんのトークショー「眠れる森の美女」に行ってから楽しみにしていた今日はその公演です。小野さんが登場すると会場がうわ~っと熱気を帯びます。さすがバレエ団トップのプリンシパルの風格です。小野さんの本当に正確できちんとした踊り、品のあるオーロラ姫は素晴らしかった。
すごく細かい話ですが、トークショーで説明しておられた、アイコンタクトを4人の王子(求婚者)ととるのは苦労するというお話をされていたので、それをじっくりオペラグラスで観ていました。確かに一度しっかりアイコンタクトをとってそのあと、いつもの目線に戻してバランスをとっておられました。そういう本当に細かいひとつひとつのことが美しい踊りにつながっているんですね。
2幕終わりのオーロラ姫が目を覚ましてからデジレ王子と踊る「目覚めのパ・ド・ドゥ」もとても良かった~。

幕間の休憩には、「行くの同じ日ですね~」と連絡していたバレエライフプロデューサーの新居彩子さんとも会うことができ、私が今一つわからなかったマイムの意味について教えてもらったり、プロの目でみたあれこれを聞いてこれまたとても参考になりました。
ちょっとしたこういうサポートがあるとバレエ鑑賞はますます楽しくなります。

Written by intervistatokyo

2014/11/09 at  

カテゴリー: バレエ, 行ってみました

「良いアイデアはどこで生まれる?」TED by Steven Johnson

商品開発で製品を形にするまでには色んなステップがあって、観察調査や消費者リサーチをし、その結果をシェアした上で、企業の内部あるいは外部も含め関係者が集まってワークショップをしたり、テスト品やプロトタイプを作ったり、、そしてまたリサーチしたり、、と担当者は頭を悩ませながらその開発プロセスも毎回いろいろと検討しているはずです。
その開発プロセスは、製品領域によっても違うでしょうし、それがBtoBなのかBtoCなのかによっても違うでしょうし、、。

そんなことを考えていたら、スティーブン・ジョンソンというアメリカの作家がTEDプレゼンテーションで行った「良いアイデアはどこで生まれる?」という面白いプレゼンをみました。

http://www.ted.com/talks/steven_johnson_where_good_ideas_come_from?language=ja#t-24912

アイデアは決してひらめくものではなく、長い孵化期間を経て出てくるものであって、そのためには雑談したり、いろんな立場の専門家が集まって意見交換できる場や環境が必要だということをとても面白く語っています。
アイデアはそういう刺激を受けたりしながら出てくるむしろ脳内ニューロンのネットワークだととらえた方がいいというのも理解できます。突然大発見!ということはないのですよね。

GPSがどうやって開発されたかのプロセス(最後の方に出てくる)も興味深かった、GPSは軍用ニーズから開発された事は知っていたが、こうやって色んな人が本業以外のちょっとした興味で試みた信号の測定や記録などからはじまったことが面白い。

またプレゼンテーションとしても完成度が高く事例の入れ方がうまい!アフリカで開発した車の部品を使った保育器の例もあとで振り返ると保育器はincubatorと言っていたので、アイデアも色んな部品を入れて、そうやって孵化して出てくるというアナロジーとしてとらえられます。
この人の著書も読んでみようかな~。

Written by intervistatokyo

2014/11/04 at  

カテゴリー: その他, Books