マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

「良いアイデアはどこで生まれる?」TED by Steven Johnson

商品開発で製品を形にするまでには色んなステップがあって、観察調査や消費者リサーチをし、その結果をシェアした上で、企業の内部あるいは外部も含め関係者が集まってワークショップをしたり、テスト品やプロトタイプを作ったり、、そしてまたリサーチしたり、、と担当者は頭を悩ませながらその開発プロセスも毎回いろいろと検討しているはずです。
その開発プロセスは、製品領域によっても違うでしょうし、それがBtoBなのかBtoCなのかによっても違うでしょうし、、。

そんなことを考えていたら、スティーブン・ジョンソンというアメリカの作家がTEDプレゼンテーションで行った「良いアイデアはどこで生まれる?」という面白いプレゼンをみました。

http://www.ted.com/talks/steven_johnson_where_good_ideas_come_from?language=ja#t-24912

アイデアは決してひらめくものではなく、長い孵化期間を経て出てくるものであって、そのためには雑談したり、いろんな立場の専門家が集まって意見交換できる場や環境が必要だということをとても面白く語っています。
アイデアはそういう刺激を受けたりしながら出てくるむしろ脳内ニューロンのネットワークだととらえた方がいいというのも理解できます。突然大発見!ということはないのですよね。

GPSがどうやって開発されたかのプロセス(最後の方に出てくる)も興味深かった、GPSは軍用ニーズから開発された事は知っていたが、こうやって色んな人が本業以外のちょっとした興味で試みた信号の測定や記録などからはじまったことが面白い。

またプレゼンテーションとしても完成度が高く事例の入れ方がうまい!アフリカで開発した車の部品を使った保育器の例もあとで振り返ると保育器はincubatorと言っていたので、アイデアも色んな部品を入れて、そうやって孵化して出てくるというアナロジーとしてとらえられます。
この人の著書も読んでみようかな~。

Written by intervistatokyo

2014/11/04 @  

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