マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

ホーム・ビジット調査やデプス・インタビューの対象を設定する時に

今週は、Hone Visit (家庭訪問)調査にインタビュアーとして海外からの得意先と同行しました。
今回の案件のことではなく、一般に定性調査のホーム・ビジットやデプスインタビュー調査企画の段階で、対象者の設定をする時どのような基準で選んだらいいのか、何人実施すればいいのかという質問をされることがあります。
デプスインタビュー調査(1対1)や訪問調査ではじっくりと相手の意識やニーズ、製品の選択理由や使用現場をみさせていただきます。ですので、必ずしも代表性のある人を統計的手続きを経て選ぶ必要はなく、むしろ調査課題からみて色んな発見が得られそうか、という観点で選んでいいと思います。いずれにしても仮説の検証は定量調査で行うのですから、訪問調査やデプスインタビューでは、仮説以前の視点、疑問や課題をもとにこの層に聞いてみたい、聞いておきたいという層を選びます。
ある製品のヘビーユーザーや大量ユーザーがどのような好みや必要性からそれを使っているのかということを明らかにしたい、あるいは、決して出現率は高くないけれど、強いこだわりのある人や今後の兆候をよむためにさきがけ的な意味合いで押さえておきたい人などExtreme Userを対象とすることもあります。
その意味で対象者を設定する段階で当該調査で何を知りたいのかということをメンバー間で十分討議することがとても重要だということです。そうでないと結局得られた知見が、ありものの2次データでも得られるレベルになってしまったり、浅いものになってしまっては勿体ないからです。実査の前に充分下調べをし、討議するということが大切ですね。

Written by intervistatokyo

2015/01/31 @  

カテゴリー: インタビュー, 研修