マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

「子供の貧困~社会的養護の現場から考える」池上彰編(ちくま新書)

2015-04-01 11.06.50

本書を読んで、児童養護施設が地域の心優しく志ある個人の善意によって運営され、それは時に個人的な私財をつぎこんで経営し、人生をかけて社会的養護という役割を担おうとするとても尊くありがたい施設だということがあらためてわかりました。
そこにきている子供たちの背景も複雑で、親の死亡、行くえ不明、失業、離婚や病気、育児放棄、DVなど理由は様々であり、この15~16年で社会的養護の必要な児童はますます増えており、今や6人に1人の子供が貧困水準で生活しているとも言われているそうです。
18歳になると児童養護施設から出て自活しなくてはならず、それからもまた大変な道のりであることがかかれています。
孤独におちいることなく、仕事につきそして自尊心をもちながら、また心の傷もかかえつつ生きて行くのはしんどい道のりだろうと想像しますが、巣立った後でも児童養護施設の施設長さん(ご夫妻)が温かく自立への道を助走しているさまに心打たれます。

Written by intervistatokyo

2015/04/05 @  

カテゴリー: Books