マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

あとあとまで印象に残っている人

こういう仕事をしていると、分析結果と関係なく、レポートにも入らないことなんだけれど妙にあとあとまで印象に残っているインタビュー対象者がいる。「あれはどういう人だったんだろう」とか「あの時のコメントって一体??」とか「普段の生活はどうなっているのだろう」と謎や疑問が頭の中に残って、それを同僚やクライアントとあとあとまでつい話してしまうような人。

大学時代の友人から「断片的なものの社会学」岸政彦著(朝日出版社)が面白いよ~と教えてもらい、読んでみた。
著者も社会学の研究で、人と会いライフヒストリーの聞きとりをするなかでたくさんの面白い人・出来事に遭遇している。
決して一般化や全体化も出来ないけれど、妙に記憶に残る出来事やコメントなどにひかれるという。

2015-09-08 14.03.43

私自身ずっと印象に残っているインタビュー相手というのは、聞き手としてはもう二度と会うこともない相手なのでその時感じたことは後で確かめようもない経験なのだけれど、聞き手にとって意味がないかというとそうでもなく、たま~に1人で思い出したり、仕事仲間とあんな人がいたねと思い出してみたりして記憶のかけらとしてずっと残っている。
いわゆるマーケティングとか、戦略とかの文脈とは無関係のかけらなのですが、世の中には色んな人がいてそれぞれの人生を生きているということを肌感覚で知ることが出来て、こういう仕事をしていて良かったなと思ったりします。

Written by intervistatokyo

2015/09/06 @