マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

島根県浜田市で「石州和紙」と「組子」の工房へ

友人のお誘いで、浜田市三隅に行ってきました。

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石見神楽の大蛇(おろち)の舞では、若者が蛇の中に入ってあたかも本当に生きているように大蛇を操りながら舞うのがダイナミックで素晴らしかった!
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ユネスコ無形文化遺産に登録されている石州(せきしゅう)半紙の工房にお邪魔しました。
明治時代には6000戸以上あった工房も今はたった4戸になってしまったのですが、そのうちの2つ(久保田彰さんと西田誠吉さんの工房)にお邪魔しました。
和紙を作る工程には途方もなく手間がかかっています。原木を育て、刈り取り、蒸して、叩いて表皮をそぎ取り、さらに自然の風にあてて乾燥させて、その上で写真のように黒皮を手作業で丁寧に包丁でむいていきます。その後、水であらい不純物を除き、さらに煮て、そこからまた叩いて繊維を砕きます。それを工房の真下を流れる軟水の地下水で流しすいて、それを干してやっと完成です。
楮の繊維を縦横無尽に天然のトロロアオイがつなぎ止めているので、とても丈夫で、経年変化しないので国立博物館の修復室で大事な芸術作品の修復紙として使われています。ホテルや飲食店のインテリアにも使われたり、意外なのですが、洋服にもなるそうです(写真はウエディングドレス)。柔らかいのに、強い石州和紙。すごい!
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また美しい棚田の風景を見ながら、伝統木工技術の組子の工房(吉原木工所)にもお邪魔しました。
木と木を組み合わせて作られる組子は、欄間やモダンな障子、間接照明、扉や壁やついたてなどの意匠建具に組み込まれ建築に活かされています。
色んな文様があって、寸分たがわぬ大きさのものをパズルを組み合わせるようにして作っていく技術がすごいし、美しい!!
知らないことばかり、たくさん学んだ旅でした。

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Written by intervistatokyo

2015/11/15 @  

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