マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

3年目の月例ビデオ会議

2年前から、ご縁あって、あるメーカーのある部署向けに、そのメーカーのグループ内でのリサーチ案件の相談にのっています。
その部署は関西なので、毎月ビデオ通話(iPad)で複数名がお互いに顔を見ながらその時どきに必要なことを討議します。
まず初年度は研修を行い、互いの理解をしたうえで、昨年はその企業のリサーチ案件を一緒に行いながら、具体的にリサーチ・スキルをアップするためのアドバイスをしてきました。
今年はその部署のメンバーがこれまで行ったことを言語化・明文化して、新メンバーが入ってきたときの教科書のようなマニュアルを作るためのお手伝いもしていくことになっています。

最初の頃はビデオ通話の小さい画面なので表情が読み切れなくて不安に思うこともあったのですが、最近では例え小さい画面であっても「あっ、ここはもう少し説明した方がいいかも」、「ここはわかっていただいたみたいだ」と判断ができるようになり、私自身も準備がしやすくなってきました。

アドバイスとは言っても、私自身も言語化していないまま、これまで行ってきたことをあらためて人に説明することでクリアになることも多く、勉強になっています。また何より、これまでの私の経験を共有することで少しでもお役に立てている実感があるとうれしくなります。

先日も観察調査やデプス・インタビューではエクストリーマーを選ぶ時もあるという箇所で、エクストリーマーはどう定義すればいいのだろうと、ふと考えました。
極端なことをしている人、すごくヘビーに製品を使っている、熱烈なファンであるなど、いずれにしても平均値ではない人の習慣やそこに隠れる潜在ニーズ、また熱烈なファンであれば、そうなるに至った過程(カスタマー・ジャーニー)を聞くことで参考になるということなのですが、難しいのは、既に既存カテゴリーや製品がある場合は熱烈ファンを選ぶことができますが、未知の製品カテゴリーのアイデアを探す場合、どういう人をエクストリーマーと定義していけばいいのかは仮説をたてて、決めていくしかありません。
そんなこともあらためて考えるきっかけになっている月例のビデオ相談会議です。今年度もがんばります。

Written by intervistatokyo

2016/03/05 @  

カテゴリー: インタビュー, 研修