マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

お芝居へ

2016-03-20 16.57.44
金曜日に報告書もなんとか提出し、ちょっと一段落したので、姪にエディ・レッドメインの新作の映画に行かない?と誘ったところ、その映画は友達と行くので、お芝居は?との提案で、私にとっては初めての小劇場での芝居観劇をしてきました。
日程ありきで姪がこのお芝居を探してくれギリギリでチケットを取ったので、最後の2席。
確かに会場は満席で、通路に補助椅子まで出ていました。
「死に顔ピース」というちょっとドキっとするタイトルのお芝居。
姪がなぜこれを選んだのか・・やっぱり父(姪の祖父)を自宅で看取った経験あってのことなんだろうなあと思い巡らせながら観劇。

末期のがん患者さんが最後は家族とできるだけ明るく過ごせるように主人公のお医者様と看護婦さんがいろんな工夫をして看取るお芝居なのですが、公演後実際のモデルとなったお医者様がトークショーで実例をいくつかお話されました。
看取った後に患者さんの家族がいい時間を過ごせてよかった、楽しい思い出になったというお礼を言ってくれたという話が印象的でした。
このお医者様は、山口県で20年も前から末期のがん患者さんに対して在宅診療を行っているという先駆的なお医者さま。

以前は大学病院のドクターで当時は「人を診ず、病気という現象だけを診ていた」が、それは違うということに気づいて、患者さんの人となりや家族との関係、家族との時間を大切にし、そして医師と患者さんとのふれあい、家族と患者さんとのふれあいをも重視するようになったそうです。

実際看取るというのは、患者さんはもちろん痛みや不安でものすごくつらいでしょうし、見ている家族もとてもつらくて悲しいことなのですが、それを少しでも良い思い出にできるかというところが目指すところだそうです。
うちの場合、父の希望もあって在宅で妹たちの献身的な看病があってはじめて在宅での看取りが実現したわけで、その分妹たちには大変な思いをさせてしまったと今でも思っています。
とにかくずっと一緒にいる家族が、精神的にも肉体的にも一番大変です。
実際には明るくいい思い出にするというのは患者さんの病状や気質、そして家族との関係にもよるので簡単ではないと思いますが、このドクターに訪問してもらえばそれもできるのかも、、と思えるようなお芝居でした。

Written by intervistatokyo

2016/03/20 @  

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