マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

「たたかう植物~仁義なき生存戦略」(稲垣栄洋著)を読みました

2017-03-17 10.42.44

著者が、Eテレの「SWITCHインタビュー達人達」で雑草について話していたことが、すごく面白く興味深かったので、買ってみました。
雑草は踏まれたり、草むしりされることでかえって種子に光があたって発芽しやすくなる。
かって実家の草取りを手伝った時に雑草のしつこさ、生命力になすすべなくうなだれていた私はこの稲垣先生の説明、雑草の生きる戦略にいたく感動したのでした。
本書では、雑草についてというよりも植物全体の生きるための、めくるめく、賢い戦略について説明しています。
自然界とは相互の戦略で一人勝ちせず、お互いにある程度負けたり与えたりしながら生きていくための戦略に満ちた世界であることが良くわかります。著者の表現も楽しくて、あっと言う間に読んでしまいました。色んな植物の戦略がわかって面白い!

植物と菌との戦いではある程度侵入されることをよしとして、共に歩む道を選択したし、植物と昆虫との戦いにおいては、花粉が食べられるのを防ぐだけでなく花粉を昆虫に運ばせることで子孫を残す道を作ったし、植物と動物との戦いにおいても、果実を実らせることで動物や鳥に餌として食べてもらい、そのうえで種子を運んでもらったわけですね。

Written by intervistatokyo

2017/03/17 @  

カテゴリー: Books