マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

「どちらとも言えない」が招くリスク

今日、丁寧に説明されないまま、十分に討議されないまま暴挙によって共謀罪法案が可決・成立してしまった。
つまるところ最終的に一体誰が投票した人達がしていることなのかを考えると、やはり残念ながら国民の責任も大きいと思う。
今回のことに限らず、たびたび公表される世論調査結果で「どちらとも言えない」の数字を見るたびに(3割とか)、この意味を考えてしまう。
ある研究結果によると、「どちらとも言えない」の回答行動には、1)賛成反対を熟考したうえで中立意見を表明している、2)賛成反対を考えてはみたが判断ができない、3)賛成か反対かを判断しようとしないで逃げている(考える負担を避けている)という3つの意味があるそうですが、私は日本の場合には、この3)の意味で「どちらとも言えない」を選んでいる人が多いように感じています。
だから権力者がいいように、誤解を招くようなロジックと表現で法案を作って成立させてしまうのだと思う。
私たちは、騙されないぞ、自分で裏の意図まで想像して選ぶぞ、という態度で何事も選んでいきたいものであります。
そうでないとますます権力者の思うツボになってしまうと思うのです。

Written by intervistatokyo

2017/06/15 @  

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