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インタービスタ 上野啓子のブログです

「運慶展」東京国立博物館へ

2017-10-08 16.01.55

友達と「運慶展」に行ってきました。どれも力強くて、すぐにも動き出しそうな仏像たち。
運慶の父、康慶作の「法相六祖坐像」(興福寺)はとてもリアル。それぞれのお坊さんの表情が瞬間的に切り取られていて、きっとお弟子さんたちは亡き師匠が蘇ったかとその存在感に驚いたことと想像しました。衣のうねりも深く、裾が台座からはみ出して垂れているところまで細かく表現。そして水晶が埋め込まれた目力、訴えかけてきます。
運慶作の「毘沙門天立像」(願成就院と浄楽寺)は、運慶が伝えたかったであろう強さとたくましさが存分に感じられました。
全体的に、私は坐像よりも立像の方が運慶の独自性が発揮されているように思えて、みとれました。
晩年の作、「無著菩薩立像」(興福寺)では静かな強さが表現されており、横顔の表情とこめかみに浮き出た血管まで彫られているのには参りました。
友達の見たかった運慶作「八大童子立像」(金剛峯寺)は、童子だから子供なんでしょうけれど、大人っぽさもあり、体つきや表情でそれぞれキャラが違っていて、みていて楽しい群像でした。
それにしても、どの像についても800年以上も保存ができているところがすごいねと、そこにも感動。
運慶のリアルさは、写実ではなくデフォルメされていたり左右非対称(アシメトリー)だったりすることで余計に人間っぽいリアルさが感じられるようになっていると”みうらじゅん”だったかが語っていますが、本当にそう。
頬がものすごく盛り上がっていたり、左右の目の大きさ違っていたり、目が寄っていたり、肩幅広かったり・・・。

運慶の力強さを堪能した後には、東京芸大の方向に歩き「カヤバ珈琲」のレトロな一軒家2階でランチをし(卵サンドとルシアン)、谷中まで歩き「朝倉彫塑館」にも久しぶりに入り、朝倉氏のかわいがっていた猫の像をたくさんみて、池に鯉がいる中庭を和室から眺め、建物の屋上の庭園も見てから、谷中銀座へ行きました。
谷中銀座でのお目当ては、「和栗や東京店」のモンブランでしたが、こちらは長蛇の列で断念。
根津まで歩いてお茶してから帰宅しました。

Written by intervistatokyo

2017/10/07 @  

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