マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

「ジョブ理論」(クレイトン・クリステンセン著)を読みました

2017-11-17 09.01.39
Kindleにダウンロードして読みました。
メーカーはプロダクトではなく、(生活者にとっての)プログレスを気にかけよ、ということなんですね。
消費者にとってのジョブ(特定の状況でのやるべきこと)を理解しないと、その人に使ってもらえる商品にはならないということ。
いくら他社製品の機能との戦いに勝ったとしても、生活者にとってのジョブの情緒的・社会的な価値を理解した上で製品やサービスを完成させないとその商品を使ってはもらえないということを言っています。
私もできるだけ、インタビューではその人にとっての生活面での煩わしいことや、そのシーンで解決したいことや、こうなればいいのに、、ということを聞き取ろうとしているので、納得できました。
ただ英語版の翻訳なので、すぐにはピンとこないところもありますが(例えば”ジョブ”や”プログレス”にしても)、良く読むと意味するところはわかります。
冒頭のミルクシェイクの例がわかりやすい。
食べるオケ―ジョン(シーン)によってジョブが違うので価値も違うということ。
朝のミルクシェイク(アメリカの)は、「朝、車で運転し通勤する時に目を覚ましながら、小腹を満たしつつ長く飲み続けられて運転の退屈をしのげること」が価値で、競合はバナナやベーグル。一方、夕方買うミルクシェイクは、「子どもに食べていいよと言って買ってあげる優しい父親の気分を味わうもの」でおもちゃの替わり。オケージョンでジョブが異なるので、朝と夕方のミルクシェイクの味やボリューム設計を変えたという例でした。
サービスにおける例としては、はIKEAの例や、マットレスをコストコで買う話で、その商品を買うにあたっての心理的なボトルネックとなる障害を取り除くことで購入につなげる、それをジョブ理論の視点で説明しています。

ところで平昌五輪のフィギュアスケート、羽生選手と宇野選手の金銀メダル獲得、すごかったですね~。
羽生選手、ケガをしてもイメージ・トレーニングしていたのでしょうね。やみくもな練習よりも基礎的な筋力や体づくり、そして効率の良い練習をどのようにしていたのかとても気になります。集中力も並外れてますね。
そして小平奈緒選手も、さきほど500メートルで金、しかもオリンピックレコードで。やった~。すごいです!
全然関係ないですが(笑)、私も次の週末は、土日で6グループのグルインがありますので体調整えて、臨みます。

Written by intervistatokyo

2018/02/18 @  

カテゴリー: Books