先週、実施した3グループのグループ・インタビューの調査結果についての報告書を今週は作成していました。
レポートは弊社の場合2人で分担して行います。実査の翌日すぐに何を書くべきかを相談し、作成途中もテレビ会議で打ち合わせしながら、互いが書き進めたパートについて確認しつつ進めます。
だいたい同じ現象(参加者の会話)を見ているので、結論の印象は、ほぼ同じなのですが、文字化するためにはどこを強調するのか、どういう流れで書くのか、どういう言葉を選んで書くのか微調整をしながら進めます。
今回のテーマは自分にも共感できるテーマなので、発言記録を読んでいても(というかインタビューをしている時点から)、もう共感しまくりでしたので、「くすっ」としたり、「そうだよそうだよ」と思ったり。
今日で9割出来ましたので、月曜日には提出できそうです。あとは文字校正をするのみ。
週末は少し寝かせて(醸成させて)、距離をおき、また月曜日に読むことにします。
1日置くとまた客観的になって読めるので、修正すべきところに気づいたりします。
月別アーカイブ: 2018年5月
映画「ペンタゴン・ペーパーズ/The Post」を観ました
久しぶりの映画館での映画鑑賞。日本橋で観るか、日比谷で観るか迷ったのですが、新しく出来たミッドタウン日比谷の中のTOHOシネマズで観ることに。
ベトナム戦争の都合の悪い戦況を伝えた政府の機密文書を勇気をもって読者に伝えたワシントンポスト。
開示すべきかどうかの決断時には、社内の反対派の圧力を受けながらも、亡き夫から事業を継いだ創業一族の妻を演じるメリルストリープが社運をかけ自分の人生も賭けて、決断する。
メリルストリープの最初は自信なさげな姿が決断を経るうちに確信に変わって行く様が良かった。
彼女の決断でベトナム戦争に若い戦士ががそれ以降送られ命を無駄にしなくて済んだわけで、どんなに政府に圧力をかけられようが、伝えるべきことは伝えるというその姿勢を貫くことができて、それは本来当たり前な事のに、難しい現実なのだと痛感。誰のために何を伝えるべきなのか、と考えればシンプルなことなのに、政治や圧力が阻んだりする。
最後の最高裁の判決文の言葉には、スカッとしました~。
映画の中で出てくるタイプライターや写植、原稿をぴゅ~っと風で送る新聞社の様子なども、レトロで懐かしい光景でした。