マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

映画「Green Book」を観てきました

2019-03-01 18.18.23
友人が良かったよ~と薦めてくれたので、観に行ってきました。
前情報なしで行きましたが、これ1960年代の実在の人物の物語なんですね。

はじめは差別意識の強かったイタリア系移民の白人のトニーが、自分のボスとなった黒人のクラシックピアニスト、シャーリーに同行してアメリカ南部を公演で廻るうちに、目の前で差別を体験します。
出演者として招かれているにも関わらず、ルールだからと室内のトイレに入れてもらえなかったり、レストランに入れてもらえない理不尽な対応に対して、彼の友人として怒りを覚えるようになっていきます。

この黒人のピアニストは、クラシックを演奏する知的なピアニストであるために黒人社会にも入れず、だからといって白人の社会でも著名ピアニストとして表面的には受け入れられても結局は差別され、本当の自分の居場所を得られず孤独をずっとかみしめてきたのですが、このイタリア移民トニーがそんな彼の立場を理解し気持ちもほぐしていきます。
トニーが理解したことで、その後のシャーリーの人生は変わっていっただろうし、何よりそれまで無意識に差別していたトニー自身のものの見方が変わることで、彼の世界が広がり豊かな人生になったのだろうなと想像しました。
日本人の私が見るとそういう中立の見方になりますが、差別されてきた側の黒人の人が見るとこの映画の見え方はまた違うのでしょうか。
くすっと笑える楽しい映画でありながら世の中のいろんな差別の複雑さ、根の深さを考えさせられる映画でした。

Written by intervistatokyo

2019/03/02 @  

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