「誰もが人を動かせる!」森岡毅著(日経BP社)を読みました

2021-01-17 13.57.03

森岡毅氏の著書は、3冊目。どの本でも熱い語り口にグイグイ引き寄せられますが、今回もそうでした。
リーダーシップは先天的なものではなく後天的に身に着けられるスキルであるということをP&Gの研修講師時代、そしてUSJをトップでV字回復させた体験から、解説。リーダーシップとは人を本気でやる気にさせ、弱いところを補いあうようチームを作り、目的のために戦略的に動けるようにすることと説いています。
森岡氏は子供の頃は実はコミュニケーションが苦手だったそうで、社会人となった若い頃の苦い体験を吐露されている「第7章:私自身の悪戦苦闘のリーダーシップ」は読みごたえがあります。どうしても優秀だと自分で全部やってしまい一匹狼になりがちですが、人を活かし、人と一緒にやっていくことの大事さに気づいてからは変わっていかれたようです。
今は、ご自身の会社を創業しクライアント企業のサポートをされていますが、創業メンバーとして頼みこんだのが、質的に消費者を洞察していく能力に秀でた女性のプロダクトマーケターで、彼女をP&Gからご自身の会社に創業時にヘッドハンターしたと紹介しておられます。森岡さんと言えば、定量的&確率思考的に分析し戦略を作成しているイメージですが、それを相互補完し支えている質的分析のプロフェッショナルが社内におられることを他人ごとながら嬉しく感じました。
また森岡氏はP&G勤務時代に海外で子育てもされているため、日本の教育にリーダーシップを育てる教育が欠如していると指摘されています。考えずにおとなしく従うことを優先する教育だったと私も感じていますので、同感です。
新年、ちょっと元気になる本で、コロナ禍でもチャレンジ精神を忘れずいきたいと思います。

「スマホ脳」アンデシュ・ハンセン著(新潮新書)を読みました

2021-01-11 09.41.24
先週は、1月~2月のweb調査やインタビュー調査の件でオンラインでの打ち合わせをいくつかしました。東京は、2回目の非常事態宣言が発動。医療関係者の人達のためにも感染を少しでも抑え込みたいところです。
コロナ禍での在宅中、パソコンやスマホなどのネットに触れる時間が増えているように感じます。
この本の著者、スウエーデンの精神科医はスマホが脳に与える影響を強く訴えています。触るたびに脳にドーパミン(報酬系物質)を放出させるスマホは、常に気になる存在となってしまっている。そのため集中力が欠如し、記憶力も低下、睡眠の質までもさげているというスマホ。大人だけでなく、スマホ以前の世界を知らない子供たちにとっては、学習能力にまで影響を与えています。だからジョブズは自分の子供に与えなかったのか、、、、。
スマホを常に目の前に置いておくのではなく、見えないところに置くだけでも本来すべきことへの集中力が違ってくるそうです。SNSなどによって子供たちの幸福感や自己評価も下がっているということ。
スマホの依存性をしっかりと意識することで、よりストレスのない適度で健康的な使い方ができる。それを考えてみようという著者からの提案、私も意識してみようと思います。

謹賀新年 2021年もよろしくお願いします

今回のお正月は、ステイホームでおとなしく過ごしました。
海外にいる夫の家族とはZOOMで対面し、東京を含め3地点9人でおしゃべりしました。こういうツールがあるのは本当に助かります。

1月6日(水)より、スタートします。
今年はすべきことが見えているので、コツコツと焦らず経験を増やしていきたいと思います。
昨年感じたことですが、色んな人が関わるプロジェクトですとスタートした当初は暗中模索で、見えていなかったことが少しずつ見えてくるのにある程度の時間はかかります、そこであきらめず実践形式で見てもらって待つ。それぞれの人が顧客を理解する意義を見いだせたらいっきに、何をしなくてはならないかということが自然に腹落ちしてわかってくるのだと思いました。するとクライアントとの信頼関係もアップしてとたんにコミュニケーションがスムーズになります。ちょっと抽象的すぎて何を言っているかわかりづらいと思いますが、とにかくそういう糸口が見えた時に、あ~やって良かったと思います。6年ほどかけてやってきたことが去年少しだけ進んだ気がしたので嬉しかったです。

写真は、木工の鏡餅です、お餅だけでなくみかんも木で作られています。ここまで仕上げる工芸の技、そしてヒノキの薫りもするので気に入っています。妹が贈ってくれたお正月用のお花と一緒に飾りました。

2020-12-27 08.49.22