マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

Archive for the ‘インタビュー’ Category

今年もあと1か月

今週は、先週実施した調査の報告書作りをスタートします。まずはトップラインの作成です、、。トップラインではあっても基本的に最終的に書くべき要点の洗い出しをまずはしないといけないので、作業工程は同じ。
週末には発言録を印刷し、蛍光ペンでハイライトしながら発言録を読み始めました。
発言録を読んでいると、デブリーフィング(インタビュー後のまとめの会)の時にみんなで出し合ったファインディングス(結論のもとになる発見)の元データがここに潜んでいたか!と再発見した気分でうれしくなります。

発言録を読み終え、対象者の人達にお願いしていた事前タスク(宿題)を読み終え、グルイン時に書いてもらった自記入票も見直すと、インタビュー直後にはぼんやりとしていた輪郭が一気に見え始めてきます。この段階でようやくパソコンに向かいます。ここまでくると、あとは頭の中にあることを一気に形にするのみ、時間はかかりますが、作業していけばどんどん整理されてきます。遠い存在のようだったターゲットの気持ちが、身近に感じられてわかってきたときやターゲットごとに違う特性やその中での論理性みたいなものが見えてくると、全体の構造がすっきりとしてきて雲が晴れてきます、提案すべきことも見えてきます。今回も早くそこまで到達したいです。

お歳暮が届きお礼メールが行きかって、あとは年賀状と姪や甥のクリスマスプレゼントもどうしようと思いながらも、まずはレポート作成に集中です!

Written by intervistatokyo

2017/12/03 at  

カテゴリー: インタビュー

CLT調査のレイアウト

今週、アンケート票の質問設計や会場レイアウトなどについてアドバイスした食品メーカーのCLT調査(会場調査)の立ち合いをしました。
試食は、順序バイアスが出るので複数のテスト品を食べてもらう際に、どういう順番で行うか慎重に考えることが大事です。
一方であまりに複雑に設計しすぎて試食品の調理担当者との連携で間違いが起こるといけないので、優先すべきアイテムをはっきりと決めることも大事。
今回は1日で3人のインタビュアーが同時に2人の対象者を相手にヒアリングをしながら、それを10セッション、合計60名の試食評価とヒアリングが完了しました。

今回の学びとしては、CLT会場のレイアウト作り(椅子・テーブル・パーティションの配置)がとても大事だということを再認識。
まずは、対象者が集中できるブースを作る(対象者の目に入るものにも気を付ける)、早めに来た対象者が待てる受付スペースを十分設け、さらに、待っている人に話が聞こえないような距離感を保つ、間仕切りを作っておく。
調理した試食品を、キッチンからタイミング良く運べるような導線を考えておく。
調査票の設計が終わったら、後回しになりがちですが、レイアウトにも気を配り、設計したタイムテーブル通りに間違いなく終われるか、事前にシミュレーションしておくことで万全な準備ができます。

Written by intervistatokyo

2017/09/09 at  

カテゴリー: インタビュー

アドバイスする難しさ

便利な世の中なので、WEB会議・ビデオ会議で今は遠隔の得意先とも気軽に会議ができるようになりました。
この3年ほどある企業の調査チームの人達に、調査設計からインタビュー実施までのアドバイスをビデオ会議で毎月定期的にしていますが、そのグループ・インタビューが先日ありました。

他社の案件では私自身がインタビューすることがほとんどなので、このご相談&アドバイスの案件の場合、いざバックルームで座談会の進行具合を見て、マーケや事業部の方と相談しつつインタビュアーに追加質問を出したりする役割を体験すると、インタビュアーをしているときにはわからなかったことをいろいろと感じました。
インタビュアーは時間のコントロールやグループダイナミクスがうまく働いて皆が参加しているのか、質問は理解されているのかなど、どうしても事前に準備したインタビューガイドの運営に気をとられます。
またバックルームに入る人たちは、それぞれ自分の担当の課題に対する回答を求めます。直接的な答えがほしいので、直接的な追加質問になることもあります。ガイドにないこともその場で聞いてほしいことがどんどん出てきます。

今回素材が揃うのが直前となり時間がとにかくなかったということもありますが、ビデオ会議で相談したことも、もう1回現場で顔をみて直前に流れを確認すべきだったなあと反省。
また、細かいことですが、追加質問のメモを的確に出すのがいかに難しいか、普段インタビュアーで追加質問のメモをもらい、「これってどういう意味?」と感じていたことをまさに自分がしてそんなメモを渡していました。
まだ回数を踏んでいない慣れていないインタビュアーには、どうすれば、リラックスして質問ができるようになるのか、また慣れてきたインタビュアーには、どうすればその場で必要な深堀り質問が適宜出来るようになるのか、結果、双方(依頼する人も実施する人も)が満足する調査にするための事前準備と当日の運営をどう指導・アドバイスしたらいいのか、まだまだ模索しながら進めています。

Written by intervistatokyo

2017/07/23 at  

カテゴリー: インタビュー, 研修

考えず、力まずできるようになるには

5月と6月に、友人夫妻と夫と4人でゴルフラウンドしてきました。
自己ベストに1打およばなかったものの、私なりにゴルフが楽しくなってきました(4人の中では一番下手だけど・)。
なんというか力まずできるようになってきたというのでしょうか、とは言えゴルフの難しさ、繊細さもさらにわかってきたところ。

ラウンドレッスンにも3か月に一度ぐらい、今も行っていますが、これがまた役立っています。
午前中、フェアウェイやアプローチショットを芝生の上で行って、午後ハーフを先生と廻ります。
午前中の練習では、先生がiPadで撮影し、その場でスイングをみながら「ほら、ここで右肩落ちていますよね~」とか「頭動いちゃっていますね~」の指摘をしてくださり、それを直すドリルを教えて下さるのでとってもわかりやすい。例えば左足一本でうつドリルを少しやるだけで頭が自然に残るようになってトップもしなくなる。

こういうドリルは理屈抜きで、自然に体が動くようになって、いいスイングを即体感できるのが良いところ。

まず自分のありのままのスイングをちゃんと受け入れる(目で自分の映像を見ること)、そして課題をクリアするための簡単な練習が考えられていて、それをすると、自然にできるようになる。

インタビュー研修でも何かこういったシンプルなメソッドが作れないかな~と考えています。
私の研修では座学後にロールプレイ演習をしますが、その後に、ちょっと陥りがちなミスを直すドリルが作れたらいいな~と、そんなことをラウンドレッスンの後考えています。でも、まだ試案中。

教えるためのメソッドはどんなスポーツでも奥深く、考え抜かれているんでしょうね。
ゴルフもバレエも(実はこちらも私、練習してますが、とても奥深い~)、長年のノウハウが詰まっています。

Written by intervistatokyo

2017/06/25 at  

「技術者のためのマーケティング」~顧客価値の構想と戦略~を読みました

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著者の谷地弘安先生(横浜国立大学大学院教授)は、ある企業の研修を長年監修実施しておられ、数年前にお誘いをうけ、私もその研修プログラムの「価値を探す」リサーチ部分の講師をさせていただいています。
「モノ発想」ではなく「コト発想」でマーケティングすることがいかに大事か、ついつい作り手が陥りがちな「モノ発想」ではなく、顧客の生活現場や顧客自身を深く知ることが大事であることを事例を使って説明しておられます。
第4章「顧客価値を探す」では、上野の著書も参考文献に入れていただいています(感謝)。
谷地先生が書いておられるように、私も普段ユーザーの利用現場に入って観察したり、商品を利用してみて、まずは、リサーチャー自身もユーザー視点に一度たってみる。そうすると問うべきことが浮かんできます。
さらに、先生が書いておられるヒアリングの際の見える化の重要性についても同感です。
私もインタビューの場で対象者の言葉をポストイットなどの付箋紙に見える化しながらすすめることも多い。
デプス・インタビューであれば、語ってくれた言葉を目の前に書き出していく、グル―プ・インタビューであれば、最初に問いを投げかけ、思いつくことを対象者の言葉で思い思いに書き出してもらってから、それらをホワイトボードに貼っていきながらそれをもとに討議する。
会話が他人ごとや抽象論にならない、みんなが語ってくれたことがどんどん見える化される、そしてそれがさらなる刺激となって、また討議が活発になる。写真撮影して保存もでき、とても有意義な討議となる。
何より、クライアントが見ていても、ユーザーが自社の製品やサービスについて普段感じていることが目の前でどんどん言葉(と文字)になって出てくるので説得力もあるように思います。

Written by intervistatokyo

2017/06/11 at  

カテゴリー: インタビュー, Books

デプス・インタビューも終えて、爽やかな日曜日

金曜日と土曜日の二日間で、8人のデプス・インタビュー(1対1)を実施しました。
クライアントと共に苦労してウエブでリクルートした人達でしたので、全員出席で終了し、まずはほっとしました。
今回一人あたり90分ずつ1日で4人に聞くので、さすがにインタビュアー一人では集中力が持続しませんから手分けして二人で順番に行いました。発注元企業の方々も別室で1日6時間、ひとの話を聞き続けるわけですので、それもかなりしんどいことです。
人は、7つくらいまでの数や単語なら、記憶できるといいますが、一人ひとりの話は濃くて、とってもじゃないけれどそんなに長くは覚えていられません。日に日に忘れてしまいます。
もちろん話を再現した発言録はプロの書記の人に作ってもらっていますが、どんな人だったかな?をすぐに思い出せるように、工夫していることがあります。聞いた話から印象に残ったことをキャッチ―なニックネームにして一人ずつ命名し、簡単なイラストもつけて一人一枚のメモを作成するのです、そうするとその人の顔も案外思い出すものです。
月曜日からチームでレポーティングを始めます。
今日は夏日のようないいお天気でしたので、東京ガーデンテラス紀尾井町でランチをしました。

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裏手にはちょっとしたガーデンがあってシャクヤクやシャガの白い花がたくさん咲いていました。
そして偶然、芝さくらの鉢植えを敷き詰めたイベントがあり、何鉢でも持って帰っていいですよ~ということでしたのでありがたく5鉢くらい持って帰りました。少しでも緑を見ると目が休まりますね~。

Written by intervistatokyo

2017/04/16 at  

集中熱というか・・・

先週は実査がたてこみ、土曜日の訪問調査が終わって家に着くと背中がゾクゾク、いや~な予感。
夕食前にあわてて葛根湯、生姜湯、はちみつレモン湯をたて続けに作って飲んでみたのですが、ぐんぐん熱があがってきてしまいました。薬を飲んで早めに寝ましたが熱のせいかずっと不思議な夢をみたりして、それでもまあ眠れて今朝は少し熱も下がりました。
結局午後もずっと寝ており、なんとか夕方になって回復した感じ。
昨日の熱は、なんだったのだろうといろいろ考えると、おそらく先週は訪問調査で面識のない方のお宅にお邪魔するのでとても気を使った、そして瞬時に考えながらいろんな情報を聞き出すので神経が爆発してしまった感じでした。
一緒に同行したクライアントとも訪問後は、きっとこういうことだったのか、あれはどういうことだったのか等、探偵のように推理したりして、普段以上に頭に負荷がかかったのかもしれません。
製品がらみではなく、ベーシックな意識を探る調査なのでとても難しいということもありました。
それでもなんとか終わりましたので、明日から分析です。
夫が横で「あれっ、もうパソコン?大丈夫~?」と心配しているので、これで終わります(笑)。

Written by intervistatokyo

2017/02/19 at  

カテゴリー: その他, インタビュー