マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

Archive for the ‘インタビュー’ Category

「見えている」のか、「見えていない」のか、「見なくていい」のか。

50代のシニア対象の調査をしまして、あるサービスの印刷物(パンフレットやチラシなど)を見てもらい、どう感じるかを目の前で聞く必要があり、聞いてみました。
小さい文字の部分、明らかに見えていないはずなのですが、「メガネが必要ならおかけくださね」と促しても老眼鏡をかけようとはしません。「いえ、大丈夫です、見えます」と多くの方がいうんですね。
私もわかりますが、見えていないはずなんです、小さい文字の部分は。でも「見えづらい、見えない」とはなかなか人前では言わない。

これって何なのか??と考えるに、「見たいものは見えないと困る」でも「見なくていいと直感的に感じるものはもう見えなくても支障はなく」、人から聞かれると「見えていますよ」と答える。あるいは、「だいたいこんなことが書いてあるぐらいはだいたいわかっています、想像できます」ということなのか。

で、結局大きい字で読めていることだけで評価するので、実は伝わっていないこともあったりする。

たまにメガネをずらしたり、老眼鏡を出してかけてみて下さる人もいて、そんな人は「これは小さい、読めない」とか言ってくださるのですが、全員にかけて下さいと言ったところで、その方が必ず店頭でメガネ付きで読むのか、あるいは、その資料を読む時にメガネをかけるのか、メガネかけてまでも読みたくない場合、提供するメーカー側でできることは、やはりメガネなしでもある程度読みたくなるように、大事な要素については視認性を上げておくことしかできないんですよね。
製品やサービスのターゲットが40代も含む場合だとそこまで老眼になっていないので、振り切った作り方が出来なかったりもする。そして、デザイナーの方も若いので実感としてわからないことも多い。
なかなか難しいですね、シニア向けの印刷物。

Written by intervistatokyo

2018/11/19 at  

台風で延期していたグルインを実施

先週末、台風のため延期していたグループ・インタビュー4グループを実施できまして、ほっとしました。

対象者条件が難しく、リクルート会社の方には時間と労力をおかけしたので全員出席で何よりでした。
年代もテーマも自分と近いものだったので、手にとるようにわかるだけに、あえて突っ込んで聞かないといけないなと意識的に聞いていきました。
グルインを終えて月曜日にもう一度店頭に行ってみてみると、インタビューで皆さんが言っていたことはこれだったか!とグルイン前にみていて理解していたはずの店頭とは違う世界が見えて、依頼企業の苦労がよりわかりました。
見えないところで戦っている、それが売り場なんですね~。
今週は2人でレポートを分担して、分析し、報告書を作成していきます。
あれこれ聞いたことを無駄にしないよう、しっかりまとめなくては。

そして来週は、デプス・インタビューもひかえています。

Written by intervistatokyo

2018/11/06 at  

カテゴリー: インタビュー

タイ出張から戻りました

今週バンコクにてフォーカス・グル―プインタビューを実施してきました、といっても私はタイ語が出来ませんので、プロフェッショナルなタイ人女性がモデレーター。
私の役目は、現地の調査会社さんと得意先企業との間に入り、調査設計、コンセプト開発のお手伝い、そして実査前日には、定性調査の勉強会をしてきました。
インタビュー当日は、開発の人達、マーケティングの人達、そして営業も参加し、インタビューを観ましたが、タイのターゲット層のコンセプトへの共感は高く、試作品の評価も良く(改善すべき点はありましたが、それも明確になり)、とても有意義な調査になりました。
グルインをみている得意先企業のタイ人がみんな笑顔になって、やった~!とガッツポーズで喜んでいる姿を見て、私も大感動。
3月にタイでワークショップをしてから、半年間かけビデオ会議で何回も討議しながらみんなで作ってきたコンセプトと試作品だったので良かった良かった!
当たり前ですが、日本の消費者とタイの消費者の感覚は違うので、現地主導で進めていくことが大事とあらためて思いました。ビデオ会議で疑問に思っていたことも、目の前のタイの消費者のコメントを聞いて「なるほど~」と思う瞬間が何度もあり、発見だらけの調査でした。
あとは、今後いかにコンセプトを守りつつ試作品を改善し、効果的なパッケージを作って、店頭に並べてもらうこと(これはこれでまた次の関門が待っている)、簡単ではありませんがまずは最初の関門突破というところ、達成感を味わっています。

Written by intervistatokyo

2018/09/15 at  

カテゴリー: インタビュー, 研修

競合製品(カテゴリー)の試食

プロダクトアウトでなく、消費者起点で新製品開発をする実践的な研修のアドバイザリーを今年からさせていただいてまして、コンセプトの段階まできています。
競合含めて参考になるようなカテゴリーの食品を先週から試食しまくっています。
何年も前に、ある企業の菓子の調査をした時、甘い競合製品を食べすぎて虫歯がいっきに増えてしまいましたが(笑)、今回はそういうことにはならない食品カテゴリーですので、安心して食べております。

先週あらためてコンビニやスーパーを廻ってみましたが、いかに普段の買い物では決まったところしか見ていないことか!
いつも見る決まった棚の2~3の候補からだいたい決まった製品を買うという購買行動に落ち着いている人は多いはず。売り場で新製品に気づいてもらうことは大変なこと。まして、普段立ち寄っていない棚を見るように興味を持ってもらうことはもっと大変なはず、習慣になっている行動を変えてもらわなくてはなりませんから。
今週はそれぞれが食べてみた感想を持ち寄って、さらにコンセプトが具体的になっていく予定。楽しみです。

Written by intervistatokyo

2018/06/24 at  

レポート完成まであと少し

先週、実施した3グループのグループ・インタビューの調査結果についての報告書を今週は作成していました。
レポートは弊社の場合2人で分担して行います。実査の翌日すぐに何を書くべきかを相談し、作成途中もテレビ会議で打ち合わせしながら、互いが書き進めたパートについて確認しつつ進めます。
だいたい同じ現象(参加者の会話)を見ているので、結論の印象は、ほぼ同じなのですが、文字化するためにはどこを強調するのか、どういう流れで書くのか、どういう言葉を選んで書くのか微調整をしながら進めます。
今回のテーマは自分にも共感できるテーマなので、発言記録を読んでいても(というかインタビューをしている時点から)、もう共感しまくりでしたので、「くすっ」としたり、「そうだよそうだよ」と思ったり。
今日で9割出来ましたので、月曜日には提出できそうです。あとは文字校正をするのみ。
週末は少し寝かせて(醸成させて)、距離をおき、また月曜日に読むことにします。
1日置くとまた客観的になって読めるので、修正すべきところに気づいたりします。

Written by intervistatokyo

2018/05/26 at  

カテゴリー: インタビュー

「マーケティング・インタビュー」韓国語版が出版されました!

何年か前に東京に来てくださり、翻訳版を作りたいのだけれどと話してくださった金さんより、やっと翻訳が完成したとの連絡があり本を送ってくださいました!
リサーチ会社での仕事をしながら、翻訳のための時間を作り完成させることは本当に大変だったと思います。
今度、金さんに東京でおめにかかれた際には苦労話をじっくりお伺いしたいと思います。
2018-04-28 14.32.24

Written by intervistatokyo

2018/05/01 at  

カテゴリー: インタビュー, Books

大阪で報告会と打ち合わせ

金曜日、2月下旬に実施した調査の報告会と、来週実施の調査のミーティングがあり大阪へ。
新大阪駅にある「美々卯」で季節限定の筍うどんを食べてからGO!
やっぱり関西のうどんは出汁がおいし~い。

2018-03-30 12.06.57

報告会は、調査結果の解釈が難しい(製品開発がGOかNOT GOか)結果となったため、相談の結果、サマリーでは微妙な記述となっていたが、むしろはっきり書いてほしいとのこと。もっとはっきり書くべきだったか、しかしコンセプトをより強力にブラッシュアップできるならば可能性がゼロとも言い切れない。
そして、参加している各部署の方々の表情を観るといろんな思い入れもありそう。
こういうケースは少なくなく、だからこそ消費者の声を聴く必要があったわけですが、聴いたから結論がすぐに出ることばかりではなく、最後は得意先の戦略的な判断(開発を進めるか進めないか)次第ということもあり、報告書のサマリーと提言の記述は、いろんなことを読み取りながらまとめる最も難しい部分です。
桜の時期だからか、ものすごい観光客で梅田あたりのホテルは全然取れず新大阪で宿泊してから戻りました。
新幹線の車窓から遠くに見える田んぼの桜や川べりの桜、里山にぽつぽつと点在する桜の花がきれいでした。

Written by intervistatokyo

2018/04/01 at  

カテゴリー: その他, インタビュー