マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

Archive for the ‘バレエ’ Category

Le Grand Gala 2018@シアターオーブへ

2018-01-13 14.48.04 HDR

パリ・オペラ座バレエ団のトップダンサーによるガラ公演。
オペラ座の若手、ユーゴ・マルシャンは応援したいエトワールの1人です。昨年3月の日本公演終了後その場でエトワールに任命されたときの感動は忘れられません。オニール八菜も若手で有望なプルミエール・ダンスーズ。
「ヴェーゼンドンク歌曲集」では、ジェルマン・ルーヴエ、ユーゴ・マルシャンとオニール八菜の3人が超シンプルな衣装で踊ります。ダンスというよりも体がそこで動いているという生生しさを感じました。
ユーゴ・マルシャンのダイナミックで大きな動き、光っていました。オニール八菜さん、身体の線がきれいですね~。そしてトウシューズの紐、なんであんなにきれいに結び目を感じさせずまとめられるのでしょうか、そんなことまでもついついオペラグラスでみてしまいました。
「トリスタンとイゾルデ」では、若手に対してベテランのエトワール2人も素晴らしかった。
若手3人より10歳も年上なんですね、円熟というよりも経験による芸術性の高さを感じます。
マチュー・ガニオとドロテ・ジルベールの妖艶で官能的な動きはとにかく美しかったです。
2人の揺れ動く感情をイーチン・インがデザインしたまとわりつくような薄布の衣装とマンチーニの振り付けで見事に伝えていた気がします。

Written by intervistatokyo

2018/01/12 at  

カテゴリー: バレエ

モーリス・ベジャール・バレエ団 2017年日本公演へ

2017-11-25 20.41.402017-11-25 16.18.02

東京文化会館にてBプログラムのマチネ公演を観に行ってきました。
ベジャール氏が亡くなってからもう10年になるんですね。
今日は、ベジャール氏が振り付けた作品「ピアフ」と「ボレロ」、そしてバレエ団の現在の監督ジル・ロマン氏が振り付けによる作品「兄弟」と「アニマ・ブルース」の4作品の公演でした。
私は「兄弟」を楽しみにしていました。美空ひばりの「ラヴィアン・ローズ」や吉田兄弟の三味線の曲も使われるということとメインで踊る那須野圭右さんと大貫真幹さんがホントに兄弟のようにいつも一緒にいるところから作品ができたと記者発表の記事で読んでいたので。でもジル・ロマン氏の考える兄弟は、血縁としての兄弟というよりももっと広くいろんな意味が混じっている気がしました。
「アニマ・ブルース」という作品からも男女という単純な区別だけではなく複雑に両面あって交錯しているような印象を受けました。こちらもかなり難解でしたが、ダンサーのしなやかで軽やかな動きにただただ感動。
クラシックバレエの場合には、すべての動き(パ)には名前があるのですが、コンテンポラリーの場合もあるのか、どうやって覚えるのか、などなど疑問がたくさんわいてきました。
「ピアフ」は、エディット・ピアフへのオマージュで、男性だけの踊りが壮観でした。でもフランス語がわかればもっと感情移入できたでしょうか。
「ボレロ」は、、、私にとっては、ライブで観た中ではシルヴィ・ギエムのものすごくパワフルなボレロが一番で(男性では映画やDVDで観たジョルジュ・ドンのボレロが一番)、どうしても比べてしまうので、、、印象が違いました。
帰りには、黄金色になったイチョウの木々を見ながら上野公園を少し歩いて帰りました。
通りがかった上野の森美術館では「怖い絵」展がなんと2時間待ちで長蛇の列。そ、そんなに並ぶなんて、大人気ですね。私も本は買いましたが、行けていませ~ん。

Written by intervistatokyo

2017/11/25 at  

カテゴリー: バレエ

「ポリーナ、私を踊る」の試写会へ

2017-10-13 20.57.30
昨夜、「ポリーナ、私を踊る」の試写会に行ってきました。
映画はもちろんですが、試写の後の上野水香さん(東京バレエ団プリンシパル)と桜沢エリカさん(漫画家)の対談も楽しみでワクワクしながら会場へ。
28日公開の映画「ポリーナ、私を踊る」は踊ることが好きな少女がクラシックバレエからコンテンポラリーへと悩み模索しながら、自分の求めるダンス、表現スタイルを突き詰めていく、もともとはフランスの漫画が原作の物語です。
ボリショイで踊ってほしいという両親からの期待を振り切って、「世界をもっと知りたい」と自分一人でフランスやベルギーのコンテンポラリーダンスカンパニーに入団し、クラシックとは重心の違う踊りに戸惑いながらも自分らしくいられる表現を探し求めていきます。親の目線で見ると、ボリショイに入ってある程度経験してからコンテンポラリーに移行してもいいのに~とついつい思ってしまいますが、ポリーナは最初から突き進みました。
主人公を演じたプロダンサーであるアナスタシア・シェフツォワは、本作が映画初デビューだそうで、目力も強くポリーナの芯の強さを表情でも踊りでもうまく表現していました。
上映後の対談で、上野水香さんが記憶に残ったこととして、「途中と最後に出てきたトナカイがなぜか気になった」と言っておられ、私も同じく感じていました。トナカイはポリーナにとっての何かの象徴だったのでしょうね。
桜沢エリカさんが、教師役として出ておられたジュリエット・ビノッシュについて、「フランスの大竹しのぶさんのような女優さん」と例えておられたのに会場は爆笑。さすが!的を射た表現で的確ですね~。
上野水香さんと桜沢エリカさんお二人の対談は楽しくて、くすっと笑えるところも多く、また、へえ~そういうところは”バレエあるある”なんだ~と感心する解説も多く、映画の理解が深まりました。

Written by intervistatokyo

2017/10/14 at  

カテゴリー: バレエ, 行ってみました

映画「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン」を観ました@ル・シネマ

ヌレエフの再来ともいわれていた天才ダンサーのドキュメンタリー。
19歳で英国ロイヤルバレエ団の史上最年少男性プリンシパルになったにも関わらず、人気絶頂の2年後に突如引退してしまった彼の人生を描いている。
父も祖母も自分の才能のため学費を工面するために海外に働きに出掛けバラバラになってしまったこと、そして両親の離婚、家族が大好きだったにも関わらず自分のために・・という思い、その後その気持ちを封じ込めて苦悩と戦っていた彼。
このドキュメンタリー映画で人生を振り返り、そしてYou Tubeでダンサーとしての引退を決意して踊ったTake Me to Churchのダンスを公開したことで(このダンスすごいです!)彼自身、自分の内面から逃げずに直視して、封じこめていた苦しみを克服することが出来たのが何より良かったと思う。
このYou Tubeで公開されたダンスには世界中から多くの反響があり、その後色んな人に支えられ、今後も踊ることを辞めず再出発する決意ができて、ダンスファンとしても嬉しい!
才能があればこその苦労。才能を授かった人にしか計り知れないものなのでしょう。
彼のロイヤル時代からの友人や、ロイヤルを辞めてから出会った人達、みんなに支えられてまたこれからも踊ってほしいなあと思います。
命をむき出しにして、苦悩する姿をさらけ出したような強い踊りは、人間の弱さと強さを同時に表していて、感動します。

Written by intervistatokyo

2017/07/29 at  

カテゴリー: バレエ, 行ってみました

「パリオペラ座」&「英国ロイヤル」バレエ・スプリーム公演へ

文京シビックホールにて、Aプログラムの初日を観てきました。
両バレエ団のトップダンサーが集まって踊るガラ公演ですので、とても楽しみでした。
サラ・ラムが1か月前にケガのために出られないことが発表されており、一部プログラムに変更がありました。
バレエ公演では、こういう出演変更が稀なことではないので、ダンサーは常にどんな役がまわってくるかわからないと考えて、どんな役でも短期間でも踊れるようにしておくのでしょうね、すごいなと思います。
そういう時こそ、抜擢でチャンスにもなるわけですから。

今回、私はオペラ座のオニール・八菜の踊りを初めて見ました。手足が長くてエレガントで、今まさに、ぐんぐん上昇している勢いを感じました、その意味では、最近エトワールになったばかりのユーゴ・マルシャンもそう。
二人が踊った「エスメラルダ」のパ・ド・ドゥでは、華のある二人のピタッと決める体幹の強さ、軸の強さにほれぼれとしてしまいました。どんだけ練習すれば、あの身体になれるんでしょうか・・・。

英国ロイヤルのスティーヴン・マックレーのタップにバレエを取り入れたような「アイ・ガット・リズム」、回転を取り入れた高速タップに会場が湧きました。ジゼル2幕のパ・ド・ドゥを踊った高田茜さんも良かったです。
第3幕の「ドン・キホーテ」のディヴェルティスマンでは、マルセリーノ・サンベがさりげなく決めていました。

Written by intervistatokyo

2017/07/26 at  

カテゴリー: バレエ

イングリッシュ・ナショナル・バレエ「海賊」公演でのサプライズ

2017-07-14 18.05.28

先週からの心配ごとが一つ、それが無事うまくいったことと、仕事でもやっと一つ案件がスタートできたので、前日まで行けるかどうか決めかねていたのですが、なんとかイングリッシュ・ナショナルバレエ団の公演に行けました!
2幕で、ものすごい跳躍力でエネルギーの塊を炸裂させる踊りを見せたアリ役のセザール・コラレスさんがとにかく印象的でした。ギュルラーナ役のローレッタ・サマースケールズさんもすごかった。
もちろん芸術監督&メドーラ役のタマラ・ロホさんは安定した踊りで風格を漂わせていました。
監督しながら踊るってほんとすごいです。日本人の金原里奈さんも精緻な技術で繊細な踊りでした。

で、拍手喝采でカーテンコールも終わった後、タマラ・ロホ監督がドレスに着替えて登場。
「えっ、何、何?もしかして、もしかして誰かの昇進??」と思ったら、セザール・コラレスさんのファーストソリストからプリンシパルへの昇格の発表でした!!
文句なしの素晴らしいパフォーマンス直後の発表だけに会場はあふれんばかりの大喝采!みんな立ち上がって、おめでとう~~!と祝福の嵐でした。日本での発表という粋な計らいに会場のファンも大喜び。
私は3月にみたParisOPERA座のユーゴ・マルシャンのエトワール任命の発表のサプライズ体験に続いて2回目。
この幸運に今週の暑さによる脱力感と疲れも吹っ飛び、舞台という一期一会の芸術の醍醐味を味わった夜でした。

Written by intervistatokyo

2017/07/14 at  

カテゴリー: バレエ

フィンランド国立バレエ団公演@オーチャードホール

2017-04-29 16.21.372017-04-25 15.25.06

今週、調査レポートを完了。無事に納品しほっとしたところでフィンランド国立バレエ団の公演に行きました。

最後のカーテンコールは、撮影がOKでした(写真右)。
第一部の、「白鳥の湖」三幕のグラン・パ・ド・ドゥや、「ドン・キホーテ」のグラン・パ・ド・ドゥももちろん良かったけれど、初めてみるフィンランド国立バレエ団の大事なレパートリーの一つだという「トゥオネラの白鳥」と「バレエ『悲愴』より」というコンテンポラリーがとても良かった。
第二部の「楽しいムーミン一家」は、ムーミンたちの着ぐるみの足元がちゃんとトウシューズになっていて踊っていました!また、ミイの動きが愛らしく、舞台全体をいきいきとした印象にしていていました。
そしてムーミンバレエのオリジナル・キャラクター、ルビー役の日本人ソリスト、松根花子さんが特に素晴らしかったです。元Kバレエにおられた方だったんですね~。ケネス・グレーヴ芸術監督もしっかり1階席で観ておられました。

Written by intervistatokyo

2017/04/29 at  

カテゴリー: バレエ