マーケティング Diary

インタービスタ 上野啓子のブログです

Archive for the ‘気になりました’ Category

考えず、力まずできるようになるには

5月と6月に、友人夫妻と夫と4人でゴルフラウンドしてきました。
自己ベストに1打およばなかったものの、私なりにゴルフが楽しくなってきました(4人の中では一番下手だけど・)。
なんというか力まずできるようになってきたというのでしょうか、とは言えゴルフの難しさ、繊細さもさらにわかってきたところ。

ラウンドレッスンにも3か月に一度ぐらい、今も行っていますが、これがまた役立っています。
午前中、フェアウェイやアプローチショットを芝生の上で行って、午後ハーフを先生と廻ります。
午前中の練習では、先生がiPadで撮影し、その場でスイングをみながら「ほら、ここで右肩落ちていますよね~」とか「頭動いちゃっていますね~」の指摘をしてくださり、それを直すドリルを教えて下さるのでとってもわかりやすい。例えば左足一本でうつドリルを少しやるだけで頭が自然に残るようになってトップもしなくなる。

こういうドリルは理屈抜きで、自然に体が動くようになって、いいスイングを即体感できるのが良いところ。

まず自分のありのままのスイングをちゃんと受け入れる(目で自分の映像を見ること)、そして課題をクリアするための簡単な練習が考えられていて、それをすると、自然にできるようになる。

インタビュー研修でも何かこういったシンプルなメソッドが作れないかな~と考えています。
私の研修では座学後にロールプレイ演習をしますが、その後に、ちょっと陥りがちなミスを直すドリルが作れたらいいな~と、そんなことをラウンドレッスンの後考えています。でも、まだ試案中。

教えるためのメソッドはどんなスポーツでも奥深く、考え抜かれているんでしょうね。
ゴルフもバレエも(実はこちらも私、練習してますが、とても奥深い~)、長年のノウハウが詰まっています。

Written by intervistatokyo

2017/06/25 at  

「どちらとも言えない」が招くリスク

今日、丁寧に説明されないまま、十分に討議されないまま暴挙によって共謀罪法案が可決・成立してしまった。
つまるところ最終的に一体誰が投票した人達がしていることなのかを考えると、やはり残念ながら国民の責任も大きいと思う。
今回のことに限らず、たびたび公表される世論調査結果で「どちらとも言えない」の数字を見るたびに(3割とか)、この意味を考えてしまう。
ある研究結果によると、「どちらとも言えない」の回答行動には、1)賛成反対を熟考したうえで中立意見を表明している、2)賛成反対を考えてはみたが判断ができない、3)賛成か反対かを判断しようとしないで逃げている(考える負担を避けている)という3つの意味があるそうですが、私は日本の場合には、この3)の意味で「どちらとも言えない」を選んでいる人が多いように感じています。
だから権力者がいいように、誤解を招くようなロジックと表現で法案を作って成立させてしまうのだと思う。
私たちは、騙されないぞ、自分で裏の意図まで想像して選ぶぞ、という態度で何事も選んでいきたいものであります。
そうでないとますます権力者の思うツボになってしまうと思うのです。

Written by intervistatokyo

2017/06/15 at  

カテゴリー: その他, 気になりました

成人式のお祝いで

先日姪の成人式の写真をスタジオで撮りました。
妹は母が縫って作ってくれた振袖を恐る恐る長年そこに眠っていた箪笥から取り出したところ、ちゃんと着られる状態だったので迷わず姪もそれを着ることになりました。ですが、草履とバッグがない。
そこで私が二十歳の振袖と一緒に履いた草履とバッグがあるはずとこれも、家の箪笥にしまっていた桐箱を恐る恐るあけてみました。30数年(うわっ!)もたっているのに新品同様で傷んでもおらず、履ける状態。
まるで母がそれを見抜いていたかのように着物にもピッタリと合っていました。
「ばあばとじいじに見てもらいたかったね~」と姪と話しながら、スタジオで撮影。
なぜかその日着物を着た妹は自分の着物写真も単独で追加撮影し(笑)、なぜか追加で私も入れてもらっての女3人写真も撮りました。PCで撮影した写真を観ながら、これがいい、いやこっちのほうがいいとみんなでわ~わ~写真を選ぶのがなかなか楽しくて時間がかかってしまいましたが、スタジオの方はさすが笑顔で気持ちよく対応。
これは写真自体が商品というよりも、写真を撮ってから選ぶまでのすべてが顧客体験だわ~、だから気持ちよくそれを支えるスタッフの方の接客がとっても大事、そういう意味でここは合格と勝手に評価しておりました(いらんお世話ですが)。とにかく1時間半近くかかって終了し、その後叔父おばのお宅に行ってごちそうになり、皆に祝ってもらって姪も嬉しそうでした。
自分が二十歳のころには想像できなかった親の気持ちが、やっと姪の着物姿をみてほんの少しだけ想像することができました。
姪の世代が今の私くらいの年代になるころ、地球は、そして世界はどうなっているのだろう、とこの週末はアメリカ大統領就任式をみて考えるのでした。

Written by intervistatokyo

2017/01/22 at  

カテゴリー: その他, 気になりました

店頭で観察調査

先週は4日間、複数店舗において店頭観察&インタビュー調査をしました。
初めての手法でしたし、どのようなことが得られるかドキドキでしたが、徐々にみえてきました、色んな事が。
たくさんの写真と得られた発言を今週末でパワーポイントに張り込んで整理分析しましたので、得られたFindingsを明日から文字化してまとめていきます。
もうすぐ年末、あと少しで今年も終了ですので最後まできっちりと。

ところで、話変わってクリスマスも近いです。
写真は、事務所近くの新しいビルの入り口にある熊さんの銅像群なんですが、季節ごとにマメに衣装が変わるんです。誰が着せているのかな~と思っていたらどうやらテディベアの会社の入っているビルのようです、だからなんですね。
通りすがりに子供たちが、あ~かわいい!って言いながら触ったりして、まるでお地蔵様のようです。

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Written by intervistatokyo

2016/12/11 at  

「有次」のお鍋

出張時に持ち歩いたり、会議室で使ったり、研修時にプロジェクターにつなぐ時のパソコンとして今まで使っていたノートパソコンのOSがサービス終了となってしまったので、ビックカメラに行って下見してきました。
クラウド上にファイルもあげているし、パソコンでなくともタブレットにキーボードつきのもの(でタブレットだけにもなるもの)の方が軽くていいと思い、帰ってから、いくつかの候補機種をITに詳しい友達にも聞いて調べてもらったんですが、つなぐプロジェクターの外部入力端子がVGAかHDMIかのどちらかなので、それに対応している必要があるということで、タブレットの端子も調べて、それにつける変換器も買わないとダメで、さらにバッテリー駆動時間もどれくらいなのか、、とか色々調べていたら、だんだん、カッカしてきました。

そもそもOSがこんなにどんどん変わらなければもっと長く使えたのに~。
ユーザーはこれでいいと言っているのに、「お客様のものをもっと上位に変えますのですみません、今のはもうサービス終了です」って、それはないですよね。そういう製品って今まであったでしょうか。

例えば私が30年近く使っている京都「有次」の雪平鍋。
大と小を毎日のように使っていますが、木の柄が古くなって釘がゆるくなると高島屋にもっていきます。
そうすると日数はかかりますが、木の柄も新しいものに取り換えてくれ、お鍋のゆがみまで直し、きれいに修理してくれます。しかも高島屋にとりに行けば送料もかからず、修理費も今回は2個の修理で800円ぐらい。
この修理を何回も何回も私はお願いしていて、今回さすがに気がひけて「あの~こういうお願いは今後もしてもいいのでしょうか」と店員さんに聞くと、「もちろんです、お客様が長く使ってくださるのはうれしいので皆さんそうしておられますよ、遠慮なくご持参下さい」というようなことを言ってくださった。

いやはや~なんという違い!有りがたいです。
こうなると有次のお鍋、また大事に使おうという気持ちになります。
愚痴になってしまいましたが、今週には候補を絞ってタブレットを購入し来週の研修までに用意したいと思います。

Written by intervistatokyo

2016/10/10 at  

カテゴリー: 気になりました

パッケージ調査の難しさ

食品や飲料、日用品などのパッケージ・リニューアルに際して、定性調査(グルイン)や定量調査(CLTやウエブ)で選別しブラッシュアップしていくことは多いのですがこれがなかなか難しいとあらためて感じています。

難しさの理由は2つ。

1)比較対象によって評価が異なるということ⇒何と比較させて選ぶのか

課題ブランドの新パッケージ案だけでテストすると相対的にどれがいいかという観点で選ばれます。
1ブランドの候補案として選ばれた案があったとしても、それが店頭ではどれくらいの力を持つのかは違ってきます。
単独ブランドで比較してもらうとこれまでみたことのないような斬新なデザイン案にひかれがち。
ただ実際の購入現場だと、カテゴリーらしさを感じないものや違和感を感じるものには手が出ません。
ほんの一瞬で手にとってもらえるようなメッセージ(色、形、文字すべて)をどうパッケージにのせるのか、いつも決まったものを買う人が他の製品にも目をむけてくれるような力がないと店頭では埋もれてしまうので、競合からスイッチしてもらえるぐらいの力があるかどうかを判断しなくてはなりません。
ですので、店頭で競合と並んだ時を想定した競合との比較テストも必要。
そうすると単独では選ばれた案が、店頭では意外に弱い、とか目立たないということになることも多い。
コンセプトを忠実に表していたとしても、店頭では弱く目立たないとなるといつも競合を選んでいた人の目には飛び込んできません。

2)生活者(対象者)がデザインについて語る言葉を多くは持っていないということ⇒分析が不可欠

デザインを語る時に、この案がいいけれど、どうしていいと思ったのかを普通の人(デザインを勉強した人とかでない限り)はなかなか的確に語れません。
直観的に感じていることがなかなか言語化できないのです。例えば色。なぜその色がいいと思ったのかについては、それがカテゴリーを代表する色だからなのか、その色自体の特徴なのか、時代特有の傾向だからなのかなど、ある程度こちらが読み取りながら質問していかなくてはならないので、その場での次の質問につなげていくのも難しい。
各案がデザインする人の意図をきちんと伝えているのかを対象者の言葉から分析することが求められます。

その意味でデザイナーの人が直接グルインをみて、このデザイン案が選ばれた理由はおそらくこうだと思うとデブリーフィング時などに言ってもらえるとそういう視点で作っていたのかとわかることもあり、やはりデザイナーの方に同席してもらうと心強いです。

上記2つ以外にもまだまだ難しさがありますが、少しずつ知見を得て有効なリサーチができるようにしたいものです。

Written by intervistatokyo

2016/09/16 at  

5年

2016-03-07 12.55.25

月曜日、友人に教えてもらい大手町にある日経新聞本社ビルの2階ロビーで行われていた東日本大震災報道写真展に行ってきました(13日まで開催)。
5年の月日が流れ、被災地ボランティアで知り合って結婚した人の写真や、当時なすすべもなく命を看取り証明書を書きつづけた医師が今は在宅医療でお年寄りのお宅を訪問している写真やいろんな思いを抱えながらの5年がそこにありました。
人の情や強さや繊細さに、また心を動かされました。

しかしながら、除染廃棄物を入れた袋がものすごい量でそのままになって積まれている(東京ドーム20杯分以上?)映像もテレビでもみており、写真展でも控えめにそういう写真もありましたが、この原子力発電所の放射能の危険性はこの先何10年も消えることがなく、後世の人たちにひどい負の遺産を作ってしまったということこそを忘れてはならず、その意味では今日、大津地方裁判所が下した福井県高浜原発3号・4号機の運転停止を求める仮処分の決定に私はほっとしました。

Written by intervistatokyo

2016/03/09 at  

カテゴリー: 気になりました