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インタービスタ 上野啓子のブログです

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鼓童と鼓動

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太鼓の舞台は、もう20年以上前にはじめて見て以来。
一年の三分の一を海外、三分の一を国内、三分の一を本拠地、佐渡で過ごす太鼓のパフォーマー「鼓童」。
今回は坂東玉三郎さんが今年四月に芸術監督に就任してはじめての鼓童の舞台。

第一部では、黒いTシャツに黒いジーンズ姿でパフォーマンス。7つの種類の太鼓を3人で叩く、それがふた組登場。
太鼓にこんなにたくさんの種類があることは知らなかったし、しかも、バチの大きさも大中小、色々あってその打ち方で打音も全く違う!6人の太鼓の打音が離れたり、収束してまた一つになったり。鼓動のようなビートの繰り返しに、だんだん自分という存在がなくなって太鼓の鼓動にみんなが一体化して「無我の境地!」になって、なんだかトランス状態みたいな感じになっていく。祭りにかかせない太鼓。その理由がわかる気がした。理屈ぬきに空気の振動を体全体で感じられるライブならではの高揚感。
50分間ぶっつづけだったのに1秒たりとも飽きさせない演出だった。

第二部は、大太鼓をふんどし姿の男たちが順番に連打していく。
暗い舞台で顔さえ見せず、ささっと登場し後姿で何分もたたき続け、また顔を見せずに舞台から去って静かに次の人につなぐ。
誰がやったのかというのは関係ないといわんばかり。それにしても鍛えられた背中はすごい。時々見栄を切るような打つ前の構えも息をのむかっこよさ!

私の廻りには、コアファングループが多く座っていたようで、「もう20回は舞台を見ている」、「佐渡の屋外での演奏はいいよ~昔は寝袋もって行って、ご飯食べながら見たんだよ~」とか話していた。
玉三郎さんの演出で新たな顧客層を獲得しつつ、昔からのこういうコアファンも維持していくんだろうなあ~。

Written by intervistatokyo

2012/05/16 at  

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